新宿バスタ。目の前の長距離バスがあと3人のところでまさかの満員。40分後の終バスを待つ羽目になりほうほうのていで帰宅した翌日。


Rd5.

vs. 大野 17.17VP +1.3IMP/bd


Rd6.

vs. 福和 5.40VP +0.1IMP/bd


Rd7

vs. ASAKOSHI  20.00VP(VP残らず) +2.6IMP/bd


素晴らしい出来じゃないか。

心に残ったイモを一つだけ。



"いつも自分"



Rd5


僕の手は



KT74

973

93

JT84



オポーネントは1NTが12-14のひとたち。

オークションは左手からフリーランで


1D 1NT;2NT* 3NT//


*15-17BAL風inv.



your lead?








僕はH9を選択した。フルハンドは以下の通り。



ここからはEastとSouthだけ見てると少し楽しいかも。


そしてH9リードにディクレアラーしばし黙考。その間に気づく。


(どうもトリック足りなさそうだぞ…その時は…)


ディクレアラー、動き出す。HK勝ってCA。ここで僕はUDCAの取り決めだけどC8を出してみて、続くC5にQが出たところをPdのCQが勝つ。


T1:H9,K,8,6

T2:CA,3,6,8(!)

T3:C5,Q,2,4


なんか勝たされたPdからは、少し間をおいてS2。ハートじゃないの?それ振込じゃないだろうな?自分から出すにはスペード抜けるんだろうな?


軽くキレてる僕はこれをSKで勝って、スペードを返すとSQ,Aとでてスペードが返ってくる。ディクレアラーはSJで勝ち、CKを取ってダミーからダイヤを捨てダイヤを出し続けると、Westにしか入らないため僕のCJは勝つことなくSouthに9個目を献上することになる。


ディクレアラー「危なかった」


なんてことだ。

CQを勝ったらハートを返してくれれば、C3-3を試したいディクレアラーに乗じてこちらで先に5個取れたのに。クラブを試したくなるように2-3トリック目のCのディスカードで3枚らしく振る舞ったのに。ディフェンスを台無しにしてくれて。


とイライラしてふと気づく。

この辺からフルハンドを見てください。


トリックが足りない時ディクレアラーのハンドはHA, CK, DJの3=3=2=5か2=3=3=5に違いなく、本線はダイヤの3-3ブレイクが試せない3=3=2=5に違いない。そうならばSJの位置に関わらず、T4でSKをダックすることでディフェンスが先に5個取ることが出来る。


仮にディクレアラーが2=3=3=5であればSKはだしていいけど、3=3=2=5はダメなのだ。そしてどちらの場合もスペードダックで必ず落ちる。


もちろんT4でPdがハートを出しても落ちるは落ちる。色々変化はあるが、結局ディフェンスのS3つとDA,CQが相手の9個より早い。


更にPdは、スペードをだすならSA,6と出すべきであった。これは僕も必ずダックするから間違えようがない。しかしこれは僕のミス。S2リターンであってもちっと舌打ちしながらよく考えて、やはり必ずダックすべきなのだった。


スペードリードは、それが9個目となる外れリード、コントラクトが落ちたのは8テーブル中一つだけ。素晴らしいドラマが生まれそうだったのに、ダメにしたのは自分だったのだ。がっくし。


その後Pdが3NTを作らせてデータム-1.0くらいかと思っていたら+1.0超えていたので、ブリッジはもうよくわからんとなった。


最終ラウンドはオポーネントがたくさんスコアをくれたおかげでVPをきっちり振り切り20.00-0.00。これでチームは折り返し1位になって上機嫌で打ち上げに行ったのでした。


しかし家が遠くてブリッジの後なかなかサウナ行けないな。冬の陣後半戦も頑張ろう。




2025年日本リーグ冬の陣は、土曜の朝一をお休みさせてもらって午後から。元々まえ二つお休みでうしろ二つプレイの予定だったけど、当日2ndの開始に一応間に合うように行ってみたらチームメイトのご厚意でプレイさせてもらってハッピーだった。


翌朝おうちで鉢合わせた妻にこのことを言うと、「ブリッジは多くやれるほうがいいんだ」と素朴な感想。隙間時間が長いからサウナにでも行ってこようかな、などと僕が言っていたのを聞いて、僕のことをサウナに行きたくて都内に出てる人間だと思っていたらしい。そんなことはない。


この日のスコアはなかなか悪くない。


Rd.2

vs.赤間響介 12.03VP +0.75 IMP/bd


Rd.3

vs.Forrest Gump 15.74VP +1.31 IMP/bd


Rd.4

vs.JJ+2 8.80VP +0.25IMP/bd


ハンドをぼちぼち振り返ってみよう。



"危機管理"



Rd.4


They VUL 2nd seat.


僕の手は


K9

98532

5

Q9542


オークションは右手から



1D P P X;

2H ?



plan your bid.








点数はあんまりないからパスもあり得るけど、僕の手のルーザーが少ないのが気になる。


2Hが流れたら美味しいけど、左手はほぼ必ずダイヤに直すであろうから、その後でクラブを言うのは4の代になってしまう。そう考えて一回3Cを言ってみることにした。オークションはかく続く。



1D P P X;

2H 3C 3D 4C;

5D///



やっぱり相手のダイヤモンドコントラクトになってしまいました。


リードのお時間です。この13枚からあなたは何を出す?



(ハンド再掲)


K9

98532

5

Q9542








僕はSKを選択した。フルハンドは以下の通り。



リードは何を選んでも変わらない。

SA,DA,K,HA,Hラフ、6メイク。



pd「わたし押し上げちゃいましたね、すみません」



パートナーの4Cが5Dを誘発した、というコメントだろう。いやいや、実際に5Dを誘発したのは僕の3Cだ。


ハートのアナー配置はとても悪いだろうから、こちらのクラブコントラクトはPdにどんな手を想定してもほぼほぼH2D1とルーザーと出る。それゆえゲームの目は非常に薄い。

パーシャルの競り負けを恐れるよりも、相手の5D誘発をしないようなオークションを心がけるべきであった。


オープニングリードの選択について。

2Hまでの情報で全体のシェイプが見えてくる。パートナーに4=3=2=4、ディクレアラーに2=4=6=1を置くとダミーは5=1=4=3的なハンドになる。


コントラクトが落ちるとしたら、黒いスーツ3勝かHA+黒2発。あんまりないと思うけどディクレアラーが3=4=6=0でSK,A,ラフなんて事もゼロではないし、クラブが2発取れることはないだろうからとSKから出してみたが、圧倒的な戦力の前にはもう誤差にすぎない。


オークションに戻ると、2Hの時点でやはり上記のシェイプと点数配置はだいたい想像がつくので、左手がどんなハンドであれ5Dはほぼメイクゾーン、ちとズレたら6Dも狙えてしまう。そしてこちらの戦力は6Cや7Cでやり合う甲斐性のあるハンドではない。そう思えばやはり3Cは不用意だった。



Pd「1Dパスすればよかった…」



そっちかよ!



5Dについてはディクレアラーの1Dオープンスタートが当たってて、こちらがスペードで介入できないものだからハンドをきっちり表現されてしまったというのもある。僕がなんと言おうと結局5Dへ行かれていたかもしれない。裏は実際1Hから始めたようで、僕もそうしそう。



似たようなお話しとして、これも並べておきましょう。



Rd2.



僕はEast、オークションはPdから



1D P 1H 1S;

X 2S P 3S;

4D 4S//



まさに4Dが押し上げる形となって4Sにいかれてしまった。


DKリードから始めるもハートでダミーのダイヤを捨てられる展開になってやむなくメイク。

4Dについてパートナーは、


「1Hが期待よりは弱いんですけど、5Dはできうるからinvかける必要があると思うんですよね。」


まぁ僕にHAQTいたらそれだけでメイクしかけてるのは事実。解決策として、7枚スートがある時はサポートダブルをしないこともあるというアグリーメントを導入することとした。そうしたらダイヤを3の台とかで早めに表明できて(≒Westのinvしたい気持ちも救済されて)、嫌にゲームへ押し上げる形にならず済んだかもしれない。



「でもゲームに押し上げるって本当は存在しないと思ってて、Southの3S invが効いてると思うんですよね。」



厳密にいえば3Sはinv.ではない、バービッドだ。

…売られたケンカは買う、というと馬鹿みたいだけど、それが期待値になることは当然ある。


・3Sで買えそうな時に4Sを置くか

・4Dで買われそうな時に4Sで買い直すか


それぞれの守るスコアと失うスコアを並べてみると、変数をイジればメイク率が30%切っていても置くべきシチュエーションがある事に気がつく。



「まぁでもバービッドとしても彼らのスタイルが当たったって事ですよ。」

「確かに実際、一勝一敗だもんね。」



おなじオポーネントの一敗はこれ。


僕はEast、ハンドは



984

A4

A6

QJ8654



オークションはPdから



P P 1C X

1S 2H X P

2S 3H P 4H//



your lead?








リードは微かに悩んでDA,Dxと出す。フルハンドは以下。



これは当たりで、ダイヤコンティニューをDQ勝ち。ハートを出したところを即上がってCQ。Aで勝ってDラフで落ち。


CQリード、クラブリターンは即手からダイヤ出すとか、HKJのどちらか残すようにハートを出すとかすればメイクなので、失敗できないリードであった。



1日目終了時点で1位と12VP差くらいの3位。翌日はどんな日になるだろう。


日本リーグも時間が空くとマジで訳がわからない。ハンドレコードをみてもさっぱりわかんないこともあるし、何がそんな面白いんだと首を傾げることも。特に、一つ前の6Cみたいな熱量の要る記事は終わり次第早々に書き上げてしまうに限る。書いてなければ間違えが指摘されることもない。終えることは何よりも尊いのだ。


というわけで後半戦、この1ボードを。



"学び"



Q65

942

AQJ7

JT4


K8

AKQJ8

84

A975


オークションはフリーランで上から、

P 1H: 2C* 4H//


4H by 下 OL: H5 

defense: 3rd/low, UDCA


T1 : H5,9,3,8

T2 : CJ,2,5,Q

T3 : D3,Q,K,4

T4 : SA,K,2,5

T5 : D9,8,2,J


T4では、SAにSK落とすほうがオプション増えそうだったので出しておいた。

この時点で既に3敗、シングルダミーは


Q6

42

A7

T4


8

AKQJ

-

A97


ここからハート3回。

左は1枚スペードを、右はスペードとクラブを1枚ずつ、ダミーからはCTを捨てて5 card ending。


Q6

-

A7

4


8

J

-

A97


HJに対して、左右ともクラブ1枚ずつ。ダミーからはダイヤを捨てて、SQ。DA(ともにボスフォロー)。C4に右はロークラブ。


カーディング的に、D7は左手に対するthreatにすごくなっていそう。その場合はCKが裏でも叩けば落ちてきてメイクだ。さ、どうする?



僕はEast。アクションは、ちょっと考えて普通にC9。CKに対するフィネスは効いてジャストメイク。


75%でメイクするコントラクトだったので"間違えなくて良かったね"なんだけど、これはヒントが二つあった。


一つはオープニングリード。


HTxxからのリードはそれなりに振込むため、CKQxがある人が選択する必要は低い。3=3=4=3のCKQxは、リードしない理由がないに近い。

実際はそうではないのだが、自分はSAとDKの最低どちらか一つ、それなりに二つがSouthにいると思っていた。


もう一つは右手Northのディフェンス。


SAからのD9は、スクイズをリクエストしているようにしか見えない。SAを取った瞬間生じたスクイズは元々なかったメイクルートなので、基本的には選択しない。仮にCKが裏にいたとしたら、SA取らずにクラブ出せばダウンである。


そしてD9は信じられないほど嘘くさい。もし本当にスクイズの目を減らしたいなら、ダブルスクイズを潰すスペードが出てくるはずだ。儲かりそうな話に乗ってはいけない。




これは昨日の6Cと本質的に違うのだろうか。

カードがめくれていくうちに少しずつ判明したスクイズのメイクチャンス vs オリジナルであるフィネスのメイクチャンス…


C9勝って手のCA見せて、Pdには「昨日の6Cで学んだ」と伝えておいた。


この日は勝ち3発。折り返し3位は、上とちょっと離れていてもそんなわるくない。きっと前日の神楽坂一泊がよかったのだろう。



夜はイタリアンののち、新宿バスターミナルから家の近くまで直行のバスに乗車。高田馬場から近く、便数も座席数もあり非常に助かっているし、なんなら千葉市に住んでいた時より早く帰れているかもしれない。


ただやはり遠い。単純に20時まで都内で飲んでるだけで月曜からの仕事に支障が出る。千葉は千葉でも、このためだけに東西線沿線に住みたい感もある。