3日目、緒戦はここまでの1位だ。11VP離れているのでなんとかしたいところ…
そう意気込んで出てみたが普通に座っていただけ。Datumも+0.3IMP/bdだったけれど、裏が脅威の+3.0VP/bdをキメて来てくれたおかげで、19.49VPになってしまった。ボードも一通り見返してみたが、私たちは何一つ大したことをしていないようす。なんだこれ。
もう良しとしよう、昨日も今日も座っていただけだ。これで2位に8VP aheadする形となって(元1位はそれでも2位)、次のラウンドは新3位と。
R8. 16.23VP 0.6IMP/bd
一つ、このボード。
オークションはSouthの僕からフリーランで、
1H 1NT;3H//
リードはDT、DQに負けてS9。SJがSAに負けてダイヤコンティニュー。DA勝ち、ダイヤ。
もう何出してもって感じではあるのだけど、一応意味なくはなさそうなHJ。これはWestのクラブ捨て。しからばと思いH8を出すと、左からは9が、右からは悩んでHQが出てくる。そこでダイヤ。ここで良からぬことを考える。
(HJが勝った時は表にHKQがいる。H9をQでオーバーテイクする時の持ち方はきっとHKQ6に違いない)
閃いてしまったからには仕方がない。ダイヤをH5でラフするとHTに負け、クラブ。CQで勝ってダミーからH2,6と出たので「こういうことでしょ?」と言いながらH7、と出すと、HKに負ける。2ダウン。アホかよ。
これオークションで1NTフォーシングに2Cと言ったらNorthは喜んでパスだっただろう。そうすべきだったか。
もし2Dが返ってきたら?それは3Dを言えばいい。Pdは赤いスーツに7枚は持っているだろうから、ハートに付けて来なかったのならD6枚は硬い。3Dはパスされても良し、動く手でハートのアナーダブルトンを持っているなら3Hにつけてくれてもよし、Dマジ長い手で5D言われても、コントロールが多いので多分プレイはあるはず。
少なくとも、パートナーのハートサポートが明らかでない時点での3Hは拙速に過ぎた。
もう一つ。
"二方良し"
僕はSouth、うちのオークションはオポーネントのEastから、
1NT P 3NT 4S;
P P X//
これはHAリードで5メイク。なんてこったい。
そして裏は…?
1NT P 3NT 4S;
P P 5D//
これはSAリードから2ダウン。ってマジ?
Kb「4Sが出来ても良し、5Dが出来ても良し。」
思い出した。2016年の浜松、#24で5D言われたときも似たようなこと言ってたな。要所で良いジャッジ出てる。
この時点で2位(引き続き朝イチの相手)と14VP差。3VPしか取れないようなことがあれば逆転負けもあるが、実際問題は気にならないくらいのスコアだ。
最終前、どういう出方にするかKKTに決めさせることに。結構悩んでいる。赤ちゃんがいれば出てもらって、それはそれで盛り上がる一戦となるが、それはないらしい。相手は今日初戦で完勝した相手。
Pdがクリーニングへワイシャツを取りに行きたいから帰りたさそうにしていて、一応休ませることも出来なくはない。勿論優勝確定しない事はみな理解していたが、決め手がない。
そこにHプロがやってきて去年の話。
「フライトAどうなったか知ってますか?ラス前1位と19VP差ある直対であれこれやった結果、優勝逃したチームがあったんですよ。」
この一言で肝冷えて、普通にペアリング続投することに。簡単に誘導される私たち。
R9. 12.76VP -0.3IMP/bd
流れ的には当然負けることもなくちょい勝ち。
ついにマイナスデータムがついてしまったが、本来ブリッジはそんなもの。
僕はNorth。オークションはEastから、
1H P 2H X;
3H//
PdのリードはH5。ディクレアラーはハンドで勝ってSA,K,スペードラフ。North目線でシグナルから4=5Mは見えるから、やるべきことはマイナーどちらかのQでパートナーに渡り、ハートを続けてもらうことだ。でも、どうやって?
ディクレアラーが4=5=(1=3)だと、次の挙動はおそらく3枚持ってるマイナーの開発だろう。トランプ4=1ブレイクではコントロールの維持が怪しくなるから、シングルトンを出してる暇がない。
ディクレアラーはダミーからダイヤを引いたので、DKで勝ってカウントシグナルを確認し4=5=3=1を確認。
勇気を出してクラブロー。PdのCQが勝ちハート。ダミーで勝って、出てきたダイヤはAで上がってS9。パートナーにはダイヤを捨てさせて、もちろんCKは出さずにダイヤ。ラフさせて1ダウン、美しい。
CQが勝った時点でクラブコンティニューによるパンプでも1ダウンしていることには注意が必要だ。
ディクレアラーが破れかぶれになってクラブを引いてきたら?おそらく僕はCK、PdはCT。ダイヤローへシフトしないことができただろうか?
終了後は四谷の中華、赤ちゃんも祝杯挙げに駆けつけてくれた。おめでとう、おめでとう。
あと何回お祝いしてあげられるだろう。
記念写真を赤ちゃんのスマホで。
裏側にはお孫ちゃんの写真が入っている。
「孫がね、おばあちゃんとブリッジしてみたいけど時間が取れないって言っているのよ」
「お孫さんとのブリッジなんて、夢のようですね。」
「そうなのよ!」
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"片割れ"
親とは不思議なもので、子には自分より遥か遠くへ羽ばたいて欲しいと思うと同時に、いつまでも手元にあって欲しいと請い願うようなところがある。
今日は日本リーグday2。
朝いつものように高速バスに乗る身支度をしていると、娘①がパパおしごと?と。
東京にお出かけしてブリッジするんだよと答えると、私も行きたいと言う。
もうちょっと大きくなったらルール教えてあげるから、そしたら一緒にいこうねなどと切り上げてバスターミナルまでの道を急いだ。
若くしてブリッジを知り、なんかの間違いで素質があったりすると親の望むような(例えば芦田愛菜ちゃんのような)良い子にはならないだろうことは容易に想像がつく。経験からもよく知っている。それに3Hリビッドしなきゃ良かったみたいな嫌な悩みを味わって欲しくない。
一方で、自分の片割れとブリッジしたらどんなに楽しいだろうとも思う。そこはフィネスじゃなくてダブルスクイズでしょなどと初めて言われた日には、嬉しくて涙を流してしまうかもしれない。
普通の人は打ち込んでることが仕事だから、(医者になってくれたら嬉しい、いや嬉しくない)みたいなことで悩むのだろう。ニコニコわくわくしながらもう少し見守ることにしよう。








