昨日BBOドラフトマッチの初戦を行なった。結果は前半5IMP負け、後半は無限負け。4チームのDKO方式なので裏街道へ。
後半戦、面白いボードがあった。
Neither Vul. 2nd seat.
A7532
62
Q86
652
オークションは右手から
1S P 1NT P;
2S P P X;
XX ?
plan the call.
実際はこう、展開した。
1S P 1NT P;
2S P P X;
XX 2NT* X XX**;
P 3C X//
フルハンドは以下。
DK勝ち、SK,SQにはAを被せず勝たせて、D5。DA勝ってCAK。DQで手に戻ってHx→K。
これを負けてHQでEastへ渡り、クラブを集めてディフェンダーのall tricksは、マイナー4勝で5ダウン。HAの位置を正しくマークすると4ダウンになったのだが、まぁ焼け石に水といったところだろう。
後でLINE反省会。
僕「2Sにダブルは下手だった。でも2SXXは受けた方がいい。ダブルにカス手はいない」
Pd「点数あるダブルなら初めにいうかと思って。」
「あの場面1444の9,10点で始めに言えなかった人とかも含み得ませんか?Eastは10,11点くらいあってもS短ければ2Sで手を打ちそうですし」
「ぼくがS5枚抑えてる限りは相手に点数があるのも普通にあり得るかなって、それで2Sxxメイクよりは3mxの方がマシだと思いました」
まぁ、正論。続く。
僕「弱いやつさ、先ダブらないと2の代で競り合えないよ」
「弱いやつ先ダブるか後ダブるかわからんけど、仮に僕が9点だとすると相手が25HCP持ってるからちょっと..って感じ。」
Pd「まぁ確かに」
僕「実は昔こんなハンドがあってさ。」
反省会では口頭で伝えたが、ブログに書いたはず。と思って過去ブログを漁ってみつけた、この記事だ。スクショを貼っておこう。
6年前に松村杯を日本代表プレイヤーと組んでもらった時、当時驚いたハンドの話をクイズ形式で並べてある。なおその時のPdは、全部0.5秒で判断すると言っていた。他のハンドも、面白いやつもあるから見てほしい。
第3問。
これ、非常に今回のハンドに状況が近い。
テイクアウトシェイプをしてるかどうかは今回関係なくて、このダブルはある意味ペナルティダブルなのだ。
今僕は、ようやくこのクエスチョンのロジックを肌で理解していたことに気づいた。今回のダブルもある意味ペナルティということなら、Pdは当然パスできただろう。
さてXの意味は(仮に)BALのほどほどSTRで良いとして、僕はXすべきだったのだろうか?
それは微妙だった。
僕の手はテイクアウトバリューとBAL STRバリューが混ざっていて、1度パスして次ダブルのハンドにぴったりハマってはいない。やるなら初手でT/Oダブルだっただろう。
実際2SXXはクラブリードからのダイヤローリターンでダイヤ外しくらいしか落ち目が無くて、3Cxは出来出来な展開になってもおかしくない。3Dxは割と落ちそう。こういう羅針盤のない航海する時は、元の地図から外れたビッドをしちゃいけないのだ。
あんま意識はしてなかったけど、実際は少し勝負もしてるようだ。これは後半8ボード目とかで、その時点で15IMPは負けてそうだったから。
実際は27IMP負けてたっぽいけど。
それと、実際は最初パスしたけど、むしろ初手ダブルはしていくべきだった。Pdが54MのHQJとCQを持ってるだけでかなり良いゲームがある。
またPdの3Cには3Dが良かった気がする。もしパートナーがH4C4を持ってたら3Cxは悲惨だし、マイナーズを持ってる時は3Cxも3Dxも悲惨さは変わらない(=どちらがより悲惨か判断がつかない)だろう。Cのアナーはちょっと良いけど。
ある意味ペナルティなダブルと言えば、こんなのもあった。先週のBBO、人数合わせに入った時遭遇したボード。
They Vul. 2nd seat.
Q982
9
AT8
K8543
オークションは右手から、
1D P 1H P;
2C P 3H P;
P ?
plan the call…of what?
僕はダブルを選択、それが流れる。
フルハンドは以下。
この時の反省会にて。
East「え、このダブルってテイクアウトじゃないんですか?」
にやり。
これを観戦してたKKTからLINEが来た。暇かな?
「#16のダブル、良いダブルですね。」
お判りですね、も一度小にやり。
まず僕のダブルは、3Hにテイクアウトしようとする人は1Dになんらかのアクションを取るはずなので、ごく実直に考えるとハート持ってるPEN。とはいえバランシングポジションだからテイクアウト形をしてるのか?
Eastはハ トランプの雰囲気は掴んでいたものの、外しに外しまくって4ダウンの1100取り。とはいえ、頑張っても3ダウンにはなりそうかな?くらいのもので、これもおそらく焼け石に水。
僕のハンドは確かにテイクアウトシェイプをしているが、相手のパワーとハートの枚数は限定されてることから、パートナーはかなり殺せそうな手を持ってるかな?と思ってダブルを選択した。
思ったよりパートナーが強くてびっくりしたけど。
一応Eastは、3Hより2Hが良かった。
もしパートナーが強い時は2Hで済むので、3Hは弱くてハートを持ってる時をケアするビッド。
ただその時はオポーネントに9枚フィットのスペードとそこそこの点があるはずなので、静かすぎておかしいだろうと判断がついたね。なんて話をこの反省会でしたりした。
このハンドは今日のハンドより、NEC1日目の#10に近いか。こーいう怪しくPENで絡めとる系のダブルは、相手の上限がリミットされてることが絶対条件と言えよう。あと一番上の2SXXみたいに外すこともそこそこあると思った方がいい。
いやー。PdがSJなんて持ってたらほんと秒で山ダウンだったんだけどなー。裏街道一回戦は次の土曜日、楽しみである。



