みなみけ 3姉妹(非日常) -37ページ目

みなみけ 3姉妹(非日常)

この物語は御波家3姉妹の非凡な非日常を淡々と描くものです。過度な期待はしないでください。 σ(シグマ)世界線の物語だよっ♪ (第9話 参照)

(→こちら の続き)


鳴龍を退け、ポルトルガへ到着し、眠りについた勇者一行・・・

今、困ってます・・・


『タダ飯、タダ寝、タダ風呂ってのはどういうことだぁ~~~ !!』


『悠奈』 ゴメンなさ~~~い


『最近の若けぇ奴はこれだからなぁ~、謝りゃ済むと思ってやがる・・・、こちとら商売なんだ !!、分るか なんだよ、 !!』


『サタンちゃん』 なんじゃ、なんじゃ、朝から騒がしいの・・・


それより ご飯じゃ♪ ご飯ん~~♪


『あっ、てめぇ~ に出す飯なんか・・・ ・・・』


寝起きのサタンちゃんはとても紳士だった・・・、・・・ 縊(くび)り殺すぞ


その冷淡で腹の底から出した威圧全開の声は宿主に身の危機を感じ取らせた・・・


『悠奈』 全然、紳士じゃないよ!! 脅してるからっ !!


こうして、ご飯にありつけ、デザートまで出して貰った勇者御一行・・・、何故 !?


『あきら』 うん、魔界のご飯もなかなか美味しいね、お姉ちゃん♪


『悠奈』 そだね・・・


はぁ~~、どうしよぉ~、現世(円)と魔界(ヘル)でお金が違うなんて・・・、私達一文なしだよ・・・


『あきら』 そこは、ドラクエにおける3種の仁義、窃盗、強奪、換金(監禁)ん~~♪


『悠奈』 犯罪だよね !! しかも3つ同じ !!


『あきら』 むぅ~、ゲームでは大丈夫だったのに・・・、現実って辛いね・・・


『サタンちゃん』 うむ、じゃぁ拳闘じゃな


『悠奈』 拳闘・・・ ??


『サタンちゃん』 コロシアムで強さを賭けて戦うのじゃ♪、今なら・・・ (魔界新聞を見る・・・)


『魔剣』 も・・・ 優勝賞品として出とるようじゃぞ・・・


『悠奈』 出る !!


目を爛々と輝かせ、悠奈は意気揚々とコロシアムへと向かった行った・・・


『あきら』 サタンちゃん、グッジョブ (*・∀・) ゞ

『サタンちゃん』 うむ、我も一文無しはゴメンなのじゃ・・・


悠奈は選手登録をし、初戦に挑む・・・


-第1回選-


『ふははは、何だこの女は ??、女、子供のお使いじゃねぇ~んだ、帰りな !!』


『悠奈』 幼女♪ 幼女♪


幼女しか見えていない悠奈は・・・ 鳴・神


ぐぼっ、げふっ、がはっ・・・、雑魚を殴り飛ばした・・・


2回選、3回選、4回選とあっさり勝ち抜き、決勝まで進む・・・

その頃、あきらちゃんは勝った金を次々に突っ込みボロ儲けしていた・・・


『あきら』 お姉ちゃん♪ その調子、頑張ってぇ~~♪


お金を手にしたあきらちゃんはウハウハであった・・・


-第5回線(決勝)-


『司会者』 おぉ~と、これはビックリだ !!、ただの少女が決勝へ勝ち進んだぁぁああ~~、だが、我々とて安易に賞金を渡す気などない !!、そこで 『魔剣フルンティング』 に勝敗を決して貰おぉ~~


『サタンちゃん』 ちぃ、図りおったな・・・、よりにもよって 『フルンティング』 とはな・・・、血塗られた魔剣・・・、血を吸う毎に乾固となり、その死たるモノの怨嗟により歪へと堕ちた聖剣・・・


今ですら、その妄執は断ち切れず、闇を追い、求め続ける・・・、穢れ呪われし剣・・・


悠奈、気をつけるのじゃ !!


(悠奈) かなり強そうね・・・


闇を纏うその魔剣は大気を黒く染め上げ、闘技場へと這い上がる・・・

しつこい闇が進んできた地面を黒く染め上げ、黒へと焦がす・・・

分るだろうか !?、闇がひたひたと這ってくるのが・・・ ・・・


少女は何も答えない !!、もうそんな必要も無いからだ !!


少女は振るうその黒き剣を !! 大いなる闇を !!


悠奈はそれを剣で受け・・・


(お姉ちゃん、受けちゃダメ~ !!、それは身を蝕(むしば)む毒だよ !!)

神流(かんな) ちゃんが警鐘を鳴らす !!


その声の導きに悠奈は攻撃を躱す・・・ が、


『悠奈』 ・・・っ


鳴神の光が・・・

悠奈の魔力が・・・


闇に喰われる・・・


そして、その闇は今も悠奈を蝕み続ける・・・


闇毒(あんどく)である・・・

闇に堕ちたるモノが他の獲物も堕とし込もうと垂れ流す闇への誘い・・・

それは死者が亡者が 生きとし生けるモノへ持つ妬(ねた)みである・・・


神流ちゃん、力を借りるね !!


鳴神2


鳴神の光が更に輝く !!


悠奈はその雷エネルギーを魔力で光へと昇華させる !!


光神・鳴神2


闇への対応の為に悠奈が生み出した鳴神の上位形態・光(こう)鳴神である !!


悠奈は光で光力(抗力)を作り出す !!、それは闇への抗(あらが)い、拒絶 !!


鳴神の光を纏い、闇の毒に耐性を得た悠奈は光速を以(もっ)て拳を叩き込む !!


ドゴォ~~


光を得た悠奈の聖拳がフルンティングに突きささる・・・


が、相手も戦烈を極めし魔剣である・・・、その音は拳と剣がかち合う地響き


悠奈はその瞬間に理解した・・・、『この魔剣は手遅れである』 と !!


彼女が飲まれた闇は深い・・・、それこそ私の声など届かぬ程に・・・


だけど !!、それが何 !?


届かないなら、届かせればいいだけ !!


悠奈は決める !!、この魔剣は必ず私がモノにする(救う) !! と・・・


闇に飲まれたる少女に悠奈は哮(たけ)りをあげる !!


『私の愛を感じなさい !! 私は貴方を諦めない !!』

それに対する少女の解答はNO !!、剣を振り上げ、悠奈へ突き上げる・・・


そう・・・、やっぱり一筋縄じゃいかないわね・・・、それを躱し・・・


悠奈は光の拳を !! 愛を !! 魔剣へと叩き付ける !!


当然、魔剣は剣で受け止め、かつ的確に反撃を返す・・・


だが、悠奈はそれでもな攻める !!


『止められたからなんだ !!、私の愛はそんなに軽くないのよ !!』


悠奈の光は輝くばかりである・・・、強いイメージが現実になる・・・


次第に拳の速さが !! 鋭さが !! 重さが !! 増し続ける・・・


当然、受け止められる・・・、反撃も返され・・・ ない !!


魔剣にはもはや反撃を返す余裕などないのだ・・・


悠奈の光速の連撃は完全に魔剣を凌ぎ・・・、防戦一方まで追い込む・・・


悠奈の拳が !! 愛が !! 魔剣を完全に陵駕(りょうが) する !!


『あきら』 お姉ちゃん、熱いなぁ~~


上から見ているあきらちゃんでさえそう思うのだから、今の悠奈を止められるモノなどいないのだろう・・・


悠奈の愛(拳)に押されるが如く、剣は徐々にだが、確実に・・・


その耐久性を失い、今、その魔剣にヒビが入った !!


ラストォ~~~


悠奈の恍声と共に重さを増した悠奈の愛(拳)が魔剣を貫いた・・・、ばきんっ


剣を砕く !! その衝撃に軽い少女は場外までブッ飛ぶ !!


勝負は決まった !! ・・・ 誰もがそう思ったであろう・・・


魔剣と対していた悠奈を除いて・・・


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