昨日10月5日はおかあさんといっしょが始まった日、

そして作曲家福田和禾子先生の命日です。


始まりでもあり、終わりでもあるこの日。


福田先生は僕が歌のお兄さんのオーディションに合格した後、沢山の童謡の指導をしてくださいました。


"子どもの歌はメロディーも歌詞も簡単だからこそ、その歌詞の情景を子どもたちに届けてほしい。"

これは福田先生が歌のレッスンの中で教えてくれたことです。


ただ歌うだけではなく、言葉の意味をメロディーに乗せて届ける。


僕にとって最初はやり方が分からず、先生につまらないと指導されたものです笑






でもお兄さんになって初めてのCD録音が終わった後、

"これからが楽しみよ。"

と言ってもらえたことが何より嬉しく心に残っています。




その数ヶ月後の10月5日、おかあさんといっしょの秋のファミリーコンサートのための音楽録音が終わった直後倒れ旅立たれました。


沢山の子どもたち、大人の心に今でも残っている

おかあさんといっしょの音楽

おかあさんといっしょを卒業しても、その沢山の受け継いだ"心"を歌に乗せて届けることが僕の生きがいなんだなと思った今日この頃でした。