5日スタジオジブリの高畑勲監督がご逝去されました。 


そんな中、ジブリの大博覧会が兵庫県立美術館で始まりました。


なんの因果か初めて報道番組news every.でニュースのコメントをしたのは、高畑監督の訃報でした。



「かぐや姫の物語」や「火垂るの墓」等ジブリを代表する数々の作品を世に生んだ高畑監督。




実は前回オフィシャルサポーターを務めたジブリの立体建造物展で、「かぐや姫の物語」の背景画を見させていただきお話を伺ったんです。




かぐや姫の物語背景は今までのジブリの作品とは大きく違うところがあります。


かぐや姫では緻密な背景画ではなく、あえて想像力を自由に持ってもらいたいという監督のこだわりで1枚1枚余白を持たせた水彩で描かれていたんです。

この文章を読んだだけだとパッとしないと思いますが、水彩絵の具で絵を描いたことを思い出してください。

そう、絵の具で絵を描くと間違えた時にやり直しがきかないんです…
どんな気持ちで一筆一筆描いていたんでしょう…


本当にすごいですよね。



そんな監督こだわりの"余白"を多く作ることで、絵画の世界の中でキャラクターが生きているようにも見え、感じたことのない新しい表現の世界に深く感動したのを覚えています。





話は変わりますが火垂るの墓の舞台は、
僕が今大博覧会でいますここ"三ノ宮"なんですね。
ジブリのスタッフのみなさんも不思議だ…とおっしゃっていました。


作品は一生残ります。

素晴らしい作品を世に残してくれた高畑監督にありがとうございました。とお礼を伝えたいですね。
と共にオフィシャルサポーターというか、1ファンとしてもこれから魅力をたーくさん伝えていきたいと思います!