西村賢太「苦役列車」、芦原妃名子「セクシー田中さん」 3~山下敦弘
山下敦弘は西村賢太さんへの恨み節を延々と語ってから、彼とどうしてトラブルになったのかの説明を始めました。
「最初に原作を読んだんですよ。これがとにかくつまらない。本当に。だから、登場人物を一人増やすことにしたんです」
俺は頭の中で絶句してしまいました。
混乱し、パニックになりました。
頭の中にいろいろな言葉や思考が浮かんできました。
一、どうしてつまらない作品を映画化しようとしたのか?
二、どうしてこんなデタラメな話を当然のように平然とお客さんの前で語れるのか?
三、芥川賞作品のネーミングだけで集客したかったのか?
四、原作をリスペクトするとかではなく、作品を製作する以前に人としてどうかしている。
等々
余程の才能がない限り、作家になるには苦労するものである。
ただ、以下を読めば解るとおり、西村賢太の場合は凄まじい。
この西村賢太さんも約1年前に突然死してしまった。
まだいろいろな作品を世に出したかっただろう。
本人はあの世にいる今でも映画「苦役列車」はこの世から消えて欲しいと思っているはずである。
芦原妃名子さんが急逝した件で同様の被害にあったいろいろな作者がたくさんの声をあげた。
その声を聞いた世間の方々は原作者に感情移入して怒りや励ましの声をあげている。
死人に口なしで西村さん本人は何も言えないが、彼について誰かが何かいうと思った。
芦原妃名子さんが亡くなってから少し経ってこの内容を詳らかにしたのはそれを待っていたからだ。
でも、その様子は残念ながら皆無である。
それでは余りにも西村さんが報われない。
ナンパ塾長という俺が言っても役割が違うし、だからこそこの情報も拡散することもないだろうが、このブログをみている人だけでも西村さんの無念を知って欲しいと思っている。
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