仕事は勉強ですな。 | 太亮の独言毒言

太亮の独言毒言

絵本作家、イラストレーター、デザイナー、アート・ワークショップなどで
活動している木村太亮の公式ブログ。
まあ、単なる戯言だとお聞き流し下さい。連絡先は、deeworks3623☆gmail.com

今度の仕事は、オサカナの産卵です。

出版元その他は伏せさせていただきます。

色んなお魚の産卵の絵なのですが、
ある程度の知識は持ち合わせているものの、
絵を描く時は、再度調べ直します。

でないと、学説が変わっていたり、
新しい考え方が出て来ていたり・・・。
(恐竜なんかだとこの問題は顕著です)

んで、調べました。
画像も良いものはチョイスします。
(でも写真をトレースしたりはしませんよ)
主に、生きている時、あるいは一定の期間
特別な体の色をしていたりするので、その参考のためにです。

さらに学説や研究文も読んで行きます。

今回描く魚は

「貝の中に卵を産みます」

そういう魚がいる事は皆さんの中にもご存知の方がおられるでしょう。
さて、問題は「どうやって受精するのか?」って事なのです。

メスが生んだ卵にオスが精子をかけなければ、「受精卵」になりません。
アレ?どうやってるんだ????

?????????・・・・・・・んで、調べてみました。

メスは卵を産む時期になると「産卵管」というものが
唐突に発達して来ます(チューブみたいなものです)

これを使って、貝の「排水管」にチューブを差し込み産卵します。
産みつけられた卵は貝のエラの部分などにくっつきます。

で、今度はオスが貝の「入水管」に精子を発射するのです。
貝は精子を含んだ水を吸ってしまいます。

結果、貝の中で受精が完了するのだそうです。

ムムムムムムムム!やるもんだな!オサカナさん。
よく考えられているじゃないか。

産みつけられた卵は貝を栄養分として育ち、生まれて来るのだそうです。

ヘェ~~~~~!です。

ところがです。話はまだ終わらないのです。

そう、貝も黙っちゃいなかった。ウム

貝は卵を産み、その卵は魚たちのヒレに付着するのだそうです。
そして魚の力を借りて、別の場所に子孫を拡げて行く訳です。

いやあ、よく出来てるね。自然界。

勉強させていただきました。ハイ!

一つの仕事をする度に、こんな勉強をしてしまいます。
たとえ描くのが動物でなくても、同じ事をしています。
結果、エライ「耳年増」「頭デッカチ」になってしまいます。

まっ、昔から「絵描きはそういうもんだ」とも思っていますけれどね。