島田紳助引退。 | 太亮の独言毒言

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島田紳助さんが芸能界を引退した。

好きな芸人さんだった。惜しいな。と思うが、
会見見てても
「別に人生終わった訳やあらへんし・・・」
って、感じがアリアリとしちゃったので、
そういう選択もアリなんだと思ってしまった。

会見で「若手に示しがつかない」と発言していたが、
そんな「示し」をキチント守る奴が、
良い芸人なんかになれるものか!とも思う。

僕は生まれた時から芸人さんに囲まれて育って来た。
破天荒な、芸人さんたちのエピソードは数多く知っている。

結句、芸人さんというのは、
一般的な普遍的な社会人という選択をしなかった人たち。なのである。

その人たちに「秩序」とか「モラル」とか言ってもなあ。

元々、演芸は興行で成り立ってる。お相撲もそうだよねえ。
ボクシングやプロレスもそう。
興行を行うには、それぞれの場所で仕切っている香具師がいる。
その方々の協力をいただかないと成立しないのが現実なのだ。

小さな街のお祭りだって、そういう方々は存在する。
そういう香具師の方々と任侠方面の方々は、
本来は異なる存在なのであるが、歴史の変遷の中で
現実的な問題や利権を考えた時、
重複してしまっている感じがある。

だからグレーゾーンと言われてしまう。

お相撲の世界が簡単に、そういう社会と切れないのも
芸能の世界も同じである。

でもね、もっとシンプルに考えてみる。

芸人が地方に興行に行く。
土地の顔役の方に呼ばれて、

「一杯奢ったるわ」

って言われて、断れるものか?

「兄ちゃんTVで見た事あるで」

って言われて、いやな気持ちがするものか?

少しでも応援者になってもらうために
媚びるだろうし、諂うだろう。
それは素直な行動だと思うし、その度に

「あなたのご職業は?」

なんて聞けるはずもない。

良い芸能や文化を生み出すには、一概的な価値基準ではなくて
多種多様なモノの見方や計り方が必要だと思う。

秩序とかモラルとかを押し着せるのは、

「ちょいと違う」

そう思う。