黒い線? | 太亮の独言毒言

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ビウウさん、コメントありがとう。
「黒い線」って輪郭線の事??

ウ~~~ム、輪郭線なんて実物にはないでしょ。
絵の種類によっては、たとえばキャラクターなんかは
その輪郭線だけで勝負しなきゃいけないこともあるので、
描く事はありますが、でもね・・・・。

日本では絵を描く時に下絵を描くでしょ。
スゴク熱心にね。
輪郭線を描くでしょ。
で、その上に彩色していく。

それって、塗り絵じゃん。
それって、下描きっていう答を作っている。
つまりね、下描きしている所でお仕事終わってしまうの。
ツマンナイ。

僕は下描きは描きますが、下描きには縛られない。
描画するとき、彩色する時は、はみ出しちゃっても良いの。
無理に輪郭に入れ込む事は、すべてのやる気と勢いを消してしまう。

下描きには、だからあまり力を入れない。あくまでアタリ。
動物の毛並みなんかは下描きもしない。→を入れておくだけ。
消しゴムもほとんど使わない。

絵はね、一回勝負でいいの。
そういう気持ちじゃないと気持ち良くない。

どんな線が描き出されたとして、それは失敗じゃない。
そういう線を認めてあげて、どんどん前に進んだ方がいい。
人生と同じ。

今の時代、枠を作って上手に塗れてもベタに塗れてもあまり意味はない。
フォトショでボタンひとつでできちゃうからね。

それより、どんな風にはみ出したらカッコいいか?
どんなムラなら気持ちいいのか?
そっちの方が大事。

手の力は、デジタルに出来ない事を目指すべき。
僕はそう思う。

そのためには「黒い線」はいらないのだよ。
「黒い線」は行動を狭めてしまうのだよ。

追記。
もっと分かり易く言うとね。
絵は書道と同じだよ。書道で下描きなんてしないでしょ。
書道の文字に縁取りなんてないでしょ。あったらガッカリでしょ。
イキナリ描きなさい!それが絵。