「描く事」が苦手の人たちへ2 | 太亮の独言毒言

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絵本作家、イラストレーター、デザイナー、アート・ワークショップなどで
活動している木村太亮の公式ブログ。
まあ、単なる戯言だとお聞き流し下さい。連絡先は、deeworks3623☆gmail.com

いよいよ明後日からです。
「いたばしアートジャングル2010」
何だか結構遠い所から来てくれる人もいるみたい。
ありがたいことです。

太亮の独言毒言-板橋

さて、一昨日のつづき

>りんこさん
コメントありがとう。さて「絵心」ってのも正直言えば

「どーなのソレ?」

って、話だよねえ。

昔、娘が保育園に行っていた頃、保母さんから、
ある子供の絵を見せられて相談された事があります。

絵は丁寧に描かれているのですが、紫一色で・・・。

保母さんも一応「児童心理学」学んでいるし、
僕は細かい事は知りませんが、その子のご家庭の事情にも
何か気になる事があったのでしょう。

児童心理学を否定する訳じゃないのですが、

僕は気になったので、その子と一緒に絵を描くことにしました。
何の事はない。普通に色々な色を使っています。
アレ??ウン??

で、くだんの絵を持って来て、その子に聞いてみました。

「なんで紫しか使っていないの?」

そしたら答が返ってきました。

「その色しかなかったから・・・」

「なるほど~~~!」

そういうこともあります。


また、今回板橋でやるのとは別の形ですが、
「クレヨンゴシゴシワークショップ」
というのもあります。

このワークショップ、絶対自分の絵に惚れる事が出来ます。
大抵の人は「オレは本当は天才だったのでは・・・」
と勘違いします。ハハハ


これも最初から具体的な仕上がりを目指さずに、とにかく下描きなしに
ゴシゴシ描いてもらう。クレヨンは鷲掴みで持ってもらう。
しかも数分事に色を変えてもらう。
音楽流してもらったりして、音に合わせて描いてもらう。
ちなみに「白」と「黒」は最初からはずしておく。


具体的な仕上り構想を持つから失敗するのです。
最初から何もなければ、失敗もまた、ない訳で・・・。

答は仕上がった後から作品を見てタイトルをつける。

それでいいのです。

一番大事なのは、自分の作品にも他の方の作品にも
必ずキレイな所がある。好きな所がある。素敵な所がある。

そこを見つける事なのです。