「生物多様性」に関する絵解き図鑑ですが、
ようやく公にすることが可能になりましたので、お知らせいたします。
正式名称は「みんなでかんがえよう!生物多様性と地球環境」全3巻です。
版元は「岩崎書店」さんです。
全3巻セットになっています。価格は全3巻セットで¥9450(ケース入り)だそうです。
ISBNコードはISBN978-4-265-10545-8
以下の画像はクリックすると拡大します。
こちらは岩崎書店さんが作成した販促チラシです。
(このチラシのために6月のワークショップ前後はワヤでした。笑)

以下は各巻の表紙です。このブログだけ特別にタイトルの入っていない
元画像をお見せしちゃいます。
1巻の表紙です。
この巻に関しては、ほとんど著者京極氏と僕のイラストで構成されています。

第二巻表紙です。
主に日本の動物・生物を中心にそれらを研究されている方々による写真と文章で構成されています。
僕のイラストは、この表紙と見返しと、巻頭の見開き2つと各章のアイコンです。

第三巻の表紙です。
コンサベーション・インターナショナルジャパン提供の
世界各地の動物・生き物の写真を豊富に使い、
今、特に危機に瀕している「ホット・スポット」を丹念に説明してあります。
僕のイラストは、この表紙、見返し、巻頭見開き、アイコンです。

んじゃ、「生物多様性」って何だ?について再度説明します。
「生物多様性」ってコピーライティングはダメジャンって気もするんでね。
僕らが子どもの頃は動物図鑑と言えば、皆左向きの動物たちが羅列してあったでしょ。
つまり、動物そのものを考える風潮だったのです。いわゆる「生物としての動物学」の時代。
この頃はWWFなども、ザックリと個の「動物保護」だったわけです。
その次に出て来た動物図鑑は、動物の行動を表現するものが出て来ました。
いわゆる「動物行動学」の時代です。
そしてその次は、その動物の住む環境も描かれ始めた。
日本で制作されたその手の図鑑の絵を僕は制作段階から目の当たりにしています。
この辺から「自然保護」という言葉や「環境破壊」「レッドデータアニマルズ」という言葉が
使われ始めました。
たとえば、ゴリラを保護しようとしてもゴリラのことだけじゃ解決しない事が
だんだん判って来たからです。彼らが住む環境も含めて保護して行かなければ、
立ち行かない。そういうことです。
さて、それから近年に至るまで、環境破壊は深刻に且つ顕著に進み、
レッドデータアニマルズは、どんどんと増えてしまいました。
地球の環境が、とても危険な状態になっている事は、今年の猛暑一つ考えてみても
よくお分かりではないかと思います。
僕と同世代の人間たちでさえ、記憶の中にある夏の風物詩が今感じられなくなって来ている現状です。
つまり、それだけ短い期間で「進行」しちゃっているという事の裏付けです。
さて、ここで、限られた地域のみの保護では、全然間に合わなくなってしまった。
また、動物や生物を研究して行く中で、意外や意外、今まで気にも止めなかった雑草や
充分に生息数が確認されていたイキモノから貴重な物質が摂れる事などが判って来てしまいました。
(たとえばね、「メグスリの木」なんて分かり易いかな?そんなモノたちですね)
さてそうなると、資本主義の中では、それらから生まれる莫大な利益を独占しようとする
人々や国々も現れて来るのは必然です。さあ、コマッタ!
そうなると、雑草だろうが何だろうが、人間にとっては「貴重な資源」にもなり得てしまう訳です。
そこん所を、ちゃんと「人類の資源」として認識しようじゃないの!
誰かが独占しちゃいけない事にするのが良いと思うなあ!
みたいな事を話し合う会議が今年開催される訳です。
(まあ、それだけじゃないけれどね)
いずれにしても、地球のどこかを保護する、保全する。
では間に合わなくなって来ているのが現状なのです。
なぜなら地球上の生き物、環境に国境はないからです。
皆何らかの関係があって繋がっている。
それが「生物多様性」という表現に変わって来た理由です。
もっと簡単に言えば、「地球という星」そのものが一個の大きな命である。という認識です。
その星の命が、今、間違いなく危機に瀕している。病んでいる。
しかもその最たる原因を作っているのが、間違いなく僕ら人間なのです。
産業革命以降、僕らが地球を異常なスピードで壊しているのです。
僕らは今、次の世代のためにも何かをしなければいけません。
「エゴなエコ」でなく、本当のエコを目指さなければいけません。
・・・・というようなことをもっと分かり易く解説してある本です。
是非、買ってみて下さい。ハハハハ