今日の試合後の川崎選手の言葉。
「僕は日本ラウンドからベンチで試合に出ていましたから・・・」
いいねえ。いいねえ。やっぱり今日のMVPは間違いなく川崎だねえ。
「補欠」=「ベンチウォーマー」ではないんだよね。ウ~~~ム、正しい。
アメリカチームに最初セレクトされていたデレク・リー(ロッテにいたレオンの息子)は
当初は参加の意思を明確にしていたけれど、「ユーキリスのバックアップ」と聞かされて、
「んじゃ、いかねえ」と断ったのだそうだ。
でも、結果、ユーキリスが怪我をしたために、守備の出来ないダンがライトとかファーストとかを
守らなければならなくなった訳だ。
日米の文化の差と、言ってしまえば、それまでだけれど、
川崎の今日の活躍を見てしまうと、そこが決定的な差であったようにも思われる。
さて、こうして書いてきて思い出される一事がある。
今は少年サッカーからリタイアしたから、あえて発言しちゃうけれど、
何かというと「平等に試合に出場させろ!」みたいな親が多かった。
僕個人の意見としては・・・(正しく前置き)
「普段からガンバッテいる奴に多くの時間を与えるのが、本当の意味での平等」
だと思うし、必ずしもピッチに出なくても試合には、充分参加出来るんじゃないかと思ってた。
ピッチに出ていなくても試合に参加出来てる子どもなら、
「ホイ、いくぞ!」と、突然言っても、スンナリ試合に入れるが、
ベンチ脇で、落描きしてる子は、戸惑うだけだと僕は思っていた。
中には「コーチィ、今、何対何?」なんて尋ねる子もいた。もはや絶望的であった。
そういう子たちをいかに試合に参加させていくかが大きな問題なんだけれどね。
ジュニアの時代には、平等に出す。あるいは平等に経験を積ませる。
その意味は分かる。でも、正直言えば、子どもの側にも
「オレ、自信ないなあ!」という子も現実には、いるのである。
もちろんそういう子たちのために日々練習をくり返す訳だけれど、
「練習は練習」「試合は試合」みたいな感じで、
一種、「習い事」の感覚で参加している子もいない訳ではなかった。
僕は「ベンチにいても出来る事がある」ということを伝えたかったし、
「原小キッズ」の中にも、そういう子を登場させている。
でもね、結局「伝える事」はかなわなかった。
そこが分からないと、上に行った時に困ると思うんだけれどなあ。
甲子園を見てみろ!高校選手権を見てみろ!
メンバーに入れなくて応援している奴ら。
あいつらだって、地元じゃきっと「優秀な選手」であったはずだ。
でも彼らは、必ずしもクサッテいない。彼らも含めてチームだから
そういう晴れ舞台に出て来れているのだと僕は思う。
彼らも間違いなく「試合に参加している」のだ。
そういう気持ちが、チームをひとつにし、強くすると思う。
正味「ベンチが強いチーム」には、「地力がある」と思う。
ジャパンも韓国も「ベンチが強いチーム」である。
さて、明日。
「因縁」とか「宿敵」とか、そういう事はもうどうでもいいや。
是非、「良い試合」を見せて欲しいものだ。