WBC第2ラウンド緒戦、vsキューバ。6-0で完勝した。
スタメンで出た選手の中ではヒットが出なかったのはイチローだけ。
でもね、ノーヒットだったのは、相手のキューバの選手が素晴らしかったからで、
普通なら充分、内野安打を取っていただろう。
とにかくキューバの選手の身体能力は並じゃないね。
野球じゃなくて、違うスポーツやっていても金メダルが穫れそうだもん。
さて、この試合の功労者は誰だろうか?と考えてみると、
大方の人は、8奪三振の松坂を挙げるだろう。(異論はない)
でも、斜め的な木村のイチオシは、アンパイヤである。
そしてそのアンパイヤをいち早く味方にした城島こそがMVPだと思う。
このWBC、なぜ?とは思うのだけれど、球審は全試合アメリカ人ということになっている。
たぶん、ストライクゾーンなどを統一するための措置なのだろうが、
その効果は全くと言っていい程、出ていない。みんな、バラバラである。
特に今日のアンパイヤ、内外角ともストライクゾーンが広かった。
特にアウトコース、低めでもバンバンストライクを取っていた。
内角も通常メジャー等では、2ストライク以降は厳しくなるのに、
カウント関係なく、取っていたように思う。
そこを城島が巧く利用した。城島は以前のインタビューで
試合開始する時からアンパイヤに好感を持たれるような行動を心がけているそうな。
(むろん、ルール内での事だが・・・)
これに対し、今日のキューバ先発のチャップマン含め、キューバの選手は
ジャッジ一つ一つに如実に嫌な顔をしていた。
アンパイヤも人の子だから、小さい事ながら徐々に効果は出てくる。
城島は、あえて一般的なストライクコースで、勝負するのでなく
きょうのアンパイヤのストライクコースで勝負していたように思う。
まさに「技あり」であった。
最終回、藤川がイキナリツーベースを打たれたのは、
藤川が球威に自信があってストライクコースで勝負するピッチャーだったからだ。
打たれた以降の3人には、上手に低い球、外の球、いずれもほとんど変化球で勝負し、
ストレートはボール球にしか使わず、見事に3人で切った。
今日、キューバを0点に抑えた、真の功労者は僕は間違いなく城島だと思う。
元々、アメリカ型のベースボールでは、キャッチャーの組み立て等は
さほど重視されない。
ある意味シンプルに、力一杯投げて力一杯打ち返すゲームだと認識されているように思う。
そこが一つの魅力である事も間違いないのであるが・・・。
しかし、今日の試合のように、身体的能力では圧倒的に差があるチーム相手に
「知力戦」で完封出来たというのは、「野球」という文化の勝利だったような気がする。
これもまた「痛快」に違いない。
今朝は、まじめに4:30に起きて、国歌斉唱から見てみてしまったのだけれど、
充分に「その甲斐があった」有意義な時間であった。
やっぱりね、ペナントレースよりWBCの方が面白いよ。
これで次の試合は、日本時間のお昼頃。早起きが続くのは辛いもんね。
さて、次はメキシコ?それとも再び韓国? どっちにしてもチョイと楽しみ!