雑誌のイラストの場合、基本的に僕はラフは描きません。
その理由をいくつか・・・。
1,雑誌の場合、スケジュールが限られている事。
2,雑誌の場合、ギャラも限られている事。
3,木村の絵の特性として「ラフが描けない」1点モノが多くあること。
(たとえば「書道」を思い浮かべてくれれば分かりやすいかな?)
その他・・・。
いずれにせよ、ラフを要求してくる仕事の多くは
「誰のためのラフなのか?」良く分からない仕事が多いんだ。
編集者の思い通りかどうか確認するためのラフなんか描きたくない。
僕はいつでも編集者の期待を良い意味で裏切りたいと画策している。
編集者のイマジネーションを超えられるだけの準備はしている。
だからと言って傲慢不遜に構えているつもりはない。
必要と感じたときは、それこそ編集者が「もう良いよ!任せる」と言っても
確認はとる。それはプロフェッショナルだから当然の事。
そうでない仕事にはラフは描きません。