某大手旅行代理店の広告、最後の一案も今朝早起きして制作し送った。
これを間に入っている広告プロダクション&広告代理店でチェックを受け、
さらに広告主である某大手旅行代理店広告宣伝部の人が最終チェックをして、
様々な赤字(添削)が入って、こちらに最終的な修正依頼が来る訳である。
そんな訳で、本日はゴロゴロしながら返事を待っていたのである。
そしてようやく先程、返事が帰って来た。
まあ、大筋はこちらの提案通りである。
ただ微細な部分に「繰り返し会社名を入れたい」という要望が入って来ていた。
まあ、分からないじゃないが、少々クドイなあ。
たぶん、これは単純に「心配」なんだと思う。
広告と言うのは、絵と文字とそのバランスで見せるものである。
本当に「良い広告」というのは、文字だけ読んでも、絵だけ見ても、
正味何だか分からないのが良いのである。
それらが「相まって一つのメッセージになる」これが理想なのだ。
これはマンガの仕組みによく似てる(あるいは絵本もそうかも知れない)
昨今の漫画は、ネームと効果音ばかりを読むだけで、内容が分かってしまう。
(つまり、これは良くない!)
でも本当に良いのは、ネームだけでは意味が分からず、
絵と一緒になって初めて理解できるモノである。
つまり、絵もネーム(言葉)もできる限り減らして行って、
最小限度の文字と最小限度の表現の絵の組み合わせで見せられるようにするのが
一番インパクトを強く出す事が出来ると思うのである。
一言で言えば「約分」であり「引き算」なのである。
100/1000よりは1/10の方が分かりやすい。
そんな風にするために絵も「この部分はいらない」「これは言葉で言っている」
とかしながら減らして行くのが本道なのだ。
が、今回はその逆で「ここにも増やしたい」「だったらここにこんなカットも」
と「足し算」になって帰って来た。でもね、これも仕方がない事かも知れない。
広告も見てくれる人を限定できないモノだからね。
「少しでも分かりやすくしたい」が、担当者さんをそういう風にしてしまうのさ。
まっ、いずれにせよ担当者さんもこちらの意図を反映してくれた所もあり、
全体としては「想定内」のレヴェルの修正量。また修正内容。
木村としては、あくまで前向きに大至急(明日から)修正作業に入ろうと思う。
昔々だったら、闘っていたかな?でも今は許せます。
少しは大人になったのでしょう。これを称して「大人しい」というのだそうです。