なんだか、ムカついています。
別に、停電で不自由だとか、電車が殺人的に混んでいるとか、
放射能が怖いとか、野菜が高いとか、いつまでたっても余震がおさまらないとか、
そういった理由でムカついているわけではなく、
あの地震、津波、災害、自然そのもの、この無情さ、無念さ、不条理、
そういったものすべてにムカついています。
しょうがないじゃん、自然災害なんだから。と言われればそれまでですが、
なんというか、あらためて不条理さを噛みしめた、というか、
俺達、そんなに悪いことしました?
って、神様に伺いたい気持ち。
おまえ、やりすぎだろって罵りたい気持ち。
この不条理さ、無情さに、腹立ちます。
今の時代、理に適っていることとか、合理的であることとか、
正義を貫くことであるとか、不正に厳しいことであるとか、
割と、誠実に生きていればいいことがあるよという風潮になっていて、
不条理を許さない状況にあったと思うんです。
今まで一所懸命に作ってきたものを、急に割り込んできて、全部ひっくり返して、
はい、最初からやり直しっていう、不条理さです。
今まで合理性とか、約束とかいう、計画されて整理された社会に住んでいる人間に
とっては、むちゃくちゃ腹が立つんですが、
自然を相手にすると、やはりこういうことが起こるんだなと、あらためて気付かされました。
人間はずっと、この繰り返しを生きてきたんでした。
それが、歴史でした。
でも、それでも、また作っていくんです。
また、地道に組みなおしていくんです。
今までが、そうだったように。
これからも、そうしていくんです。
ましてやここは、日が昇る国です。
東の果てから、大地を照らす国なのです。
すべてさらわれて残るのは、やはり希望しかないのです。