そして、とし子と陽介は又会う、つまり、デートする事に、これ又、陽介の押しで
「こっち、こっち、柳橋さん!」
「え!陽介君、又、早いね。」
「俺、せっかちだから、さ。」
デートは、二人とも余りお金も無かったのでショッピングモールを巡り安い洋服などをウィンドショッピングしたりペットショップで子犬などを見てまるで学生のようなデートであった。
「柳橋さん、俺、フリーターって言ってたけど、ちょい前、色々あって今、仕事無くて…で、少し、ほんの数万だけど、貯金でやってんだ…。でも、近いウチ、バイトでなく、社員でバーのバーテンの仕事つこうと思っててさ…。まあ、無職だし、こんなチャラい感じだけど、お金貸して、ってのは100%言わないから、それだけは信じて!」
「え…陽介君、お金困ってるなら…多少なら…貸すよ…。」
「っ!怒るよ!!俺は金は絶対、嫌なんだ!まあ、昔あってさ、ややこしい事。俺の為と思って、金の貸し借りは無しにしよ!」
とし子は陽介の意外な一面を見て「陽介君、真面目なところあるんだな…。」と、ドキッとした。