たまにはこんな話も。今日は夜の明治神宮の至誠館に来ております。今月は三島由紀夫自決47年という事で、有志が集まって勉強します。
  三島の『文化防衛論』、檄文は現在においても色あせる事はなく、現在においても光彩を放っているのは喜ぶべきなのか?
 安倍総理大臣は憲法改正の一案で自衛隊を書き加える事を提示された。もし泉下の三島由紀夫がこの話を聞いたら激怒するだろう。自衛隊とは警察予備隊の発展形であり、ある意味『警察』と同じ位置付けである。やはり、憲法を改正するなら第9条を排して、日本国軍をきちんと明記されるべきであろう。GHQ占領下に交付された日本国憲法が71年を経た今も改正されないのは愚であると言わざるを得ない。
 無論昭和天皇が御名御璽とされた憲法なので、改正には慎重であるべきである事は間違いあるまい。
 私が一番恐れているのは旧民主党政権時の様な状態で憲法が改悪される事を恐れているし、日本人を陥れる新憲法が交付される事である。
 三島は文化防衛論でこう書いている。
「何かが絶たれている。豊かな音色が溢れないのは、どこかで断弦の時があったからだ。」
 ここで三島が言いたかったのは、家長制度等、日本の伝統、文化の断絶が敗戦の日から生じている事を指摘している。
  日本を護るべきは、日本人でなければなるまい。
 三島の檄文の一節が胸に刺さる。
「国体を守るのは軍隊であり、政体を守るのは警察である。政体を警察力を以て守りきれない段階にきてはじめて軍隊の出動によって国体が明らかになり、軍は建軍の本義を回復するであろう。
 日本の軍隊の建軍の本義とは「天皇を中心とする日本の歴史・文化・伝統を守る」ことにしか存在しないのである」
  新憲法に自衛隊を明記してはなるまい。あくまで日本国軍とするべきてはないか。三島の檄文が加味された新憲法の発布を祈念したい。

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