先日、朝、とても美しい小鳥のさえずる声で目覚めた。
それは、かつて聴いたことのない、なんと言うかジャングルの奥地にに生息している奇鳥が特殊な鳴き声をあげているかのような美しい響きであった。
こんな都会の真ん中なのに、、、
誰かが飼っていた鳥が逃げ出して、迷っているのか?等と勝手な想像をし、いずれにせよ、もう2度とあの素敵な鳴き声は聴けないだろうとは思いつつ、また来てくれないかと、甘い期待を寄せていた。
すると、なんと翌朝も同じ時間にその鳥はやって来て、美しい鳴き声を奏でてくれ、まるで私の想いを受け取ってくれたのか?!と思い、早朝から感動してしまった。
かなり近くで鳴いている様子だったので、一目その姿を見てみたく、ベランダに出ると、方角が違ったのか鳴き声が聴こえないので、リビングの部屋に行くと、そこよりも息子の部屋の方角からの方がよく聴こえてくるので、息子の部屋のベランダから出てみようと思い、起こさぬよう、そーっとドアを開けた。
すると、熟睡している息子の布団の隣の床に、無造作に転がっているスマホから、その美しい鳴き声は発せられていた。
しばし呆然のあと、すぐに笑いが込み上げてきて、朝から1人大爆笑してしまった。
目覚ましとしてセットされていたらしいが、息子は目覚める事無く、爆睡している。
どうりで同じ時間に鳴きだす訳だ。
先程まで、世界に1羽かもしれない貴重な鳥と、心が通じ合えたものだと思い込んでおり、ひとり悦に入っていた自分が大マヌケに思え、笑いのS波が込み上げてくるのだった。
息子よ、いい夢見させてもらったぜ!