企画マン
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空海(上)

空海の感想(司馬遼太郎の空海が正とするならば)
1.天才。
2.山師。
3.エロ坊主。

エロ坊主とはお大師様に大変失礼だけれど
男女の交わりの昇天にも宇宙の真理があり
それを昇華させると菩薩の境地であると。

ようはそこに欲望だろうが何だろうがそれを
あるがままに昇華させることができたならば
即身にして成仏が可能ということ。

お寺でそんな意味のお経をお坊さんが高らかに
歌い上げているとはだれも思わないでしょ。

普通、当時の弘法大師様の時代のお坊さんは禁欲主義だから
そんな考えを遣唐使で唐から持ち帰った、そしてそれを、そもそも
持って帰るための明確な意志をもって遣唐使船にのった坊さんは
空海と最澄くらい。

目のつけどころが違うのは今でいうGoogleのペイジとブリンのよう。

彼らと同様、空海も宗教で一発あててやろうなんかはどうでもよかったはず。

ただ己の信念にそって宇宙とはなにか、それ1点のみを
考えて過ごした青春時代がうらやましいし自分もそうありたい。

空海の風景〈上〉 (中公文庫)/司馬 遼太郎
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