【8月20日】

まだまだ猛暑の日が続く中で今日は定期膀胱鏡検査の日だった。


【2回目TURBTから1年3ヶ月経過】

去年4月5月に恐怖や葛藤がありながら受けた膀胱がん切除手術(TUR-BT)から1年3ヶ月の時が過ぎた。

幸いなことにまだ再発はしていない。


【久しぶりの膀胱鏡】
昼過ぎにS総合病院に向かった。
膀胱鏡検査は約半年ぶりだ。3ヶ月前に尿管ステント再留置手術(結果的には尿管狭窄のためステントは入らず)を受けたがその時は麻酔で眠っている間、膀胱内をチェックされていたため膀胱鏡検査を受けたという感覚はなかった。
意識がある中での膀胱鏡検査は今年3月以来だ。

膀胱鏡検査の部屋に入り特殊な前開きパンツに着替えて検査用のイスに座る。看護師さんがリモコンを動かして両足が横開きになりキシロカインゼリーが塗られる。

3分後に主治医のA先生が来られ膀胱鏡検査が始まった。
痛みはあるにはあったが挿入時のみであとはわりと冷静にモニターを見ていた。先生がシャッターを5回位押していたが私に所見があるかないかの言葉は発せず。

【今日の検査結果】
・肉眼で分かる腫瘍はない

血液検査と尿細胞診の結果は来週の診察で分かることになる。
ひとまずホッとした。
今回はBCG療法が3ヶ月おきから半年おきに切り替わって初めての検査。
それだけにBCGの効果が落ち始めるのでは?と不安もあったが目視レベルの腫瘍は見当たらず私もモニターを見て「今回はきれいな膀胱だな」と思っていた。

【検査中医師が経過を言わない理由】
皆さんのブログを拝見すると
「膀胱鏡検査中の先生は無言」

「シャッター音だけが検査室に鳴る」

「結果は何もなし。だったらヤキモキしないように検査中に教えてほしい」

という内容が見らます。
でもこれは私の推測ですが理由がちゃんとあるのではないでしょうか?

私の主治医A先生は膀胱鏡検査後もシャッター撮影した画像を診察室のパソコンで先にじっくりチェックしてから私を診察室に呼んでいました。
ということは膀胱鏡検査中は軟性鏡を動かすほうにも神経を使うので小さい病変だと検査中は気付けないこともあるのでは?パソコン上でじっくり確認したうえで病変の有無を伝えないと間違った発言で数分後患者にがっかりさせたくない心理もあるかと思います。

まあこれは私の推測に過ぎませんけど先生が無愛想というより間違った情報を伝えたくないという意味あいかなと。

最後にBCGの予約を10月下旬に入れて帰りました。半年休んで排尿時の痛みや違和感は消えているのでなんとか10月も乗り切っていきたいです。


名古屋旅行の時東山動物園のスカイタワーから撮影。正面の山々の奥にうっすら信州長野の中央アルプスが見えてます。