【6月10日】
大腸がん検診結果を聞きに行く
5月下旬に2回自宅で採便をして6月1日に病院へ提出。そして10日経過した本日大腸がん検診の結果を聞きに近隣の総合病院に行ってきた。 

便潜血検査の結果=
消化器内科医から「今回提出した2回の便から血は検出されませんでした」と説明を受ける。 
便潜血の数値は2回とも0〜20ng以下で異常なし。 
私は膀胱がんに罹って以降この1年間は食事改善と運動を徹底していたし便通もよかったので大腸がんはそこまで心配していなかったが予想とおりの結果が出てくれたのでホッとした。

【大腸がんは若い人も罹患しやすく初発症状が出にくい】 
大腸がんの特徴といえば罹患者の数ががんの中でいちばん多い部位になっているところだろう。胃がんが年間罹患者男女計約12万人に対して大腸がんは約15万人。
胃も初発症状に気づきにくいといわれるが罹患者の95%以上を占めるピロリ菌の有無を胃カメラ検査や血液検査などでチェックできるためいち早く除菌すれば早めの予防は可能だ。
いっぽう大腸がんは症状の中でよくいわれる『目に見える血便』『下痢と便秘の繰り返し』『便が細くなる』『重度の貧血』というのは実はがんがある程度進行していかないと現れない症状でもあるようなのでやはり検診の便潜血検査経由で発見するのが早期がんのうちに見つける最善の方法になるだろう。

【データで見るのがいちばんわかりやすい】
大腸がん検診で行われる便潜血検査の目安は以下の数字を参照下さい。 
郵送検査キットセンターさんのHPより引用

・50ng/ml未満 
ほとんどの検査施設で陰性としています。大腸がんの罹患率は全ての年代で非常に低いです。 

・50~150ng/ml 
検査施設によって陽性・陰性が分かれる数値です。大腸がんの罹患率は低いです。 

・150~250ng/ml 
ほとんどの検査施設で陽性と判定しています。数値の上昇とともに大腸がんの罹患率は増加します。

 ・250ng/ml以上 
大腸がんの罹患率が2%を超えます。

250ng以上で罹患率2%。
この数字は低いようですが50人に1人も5万人なら1000人となります。また、潜血が痔によるものと思い込んだら実は大腸がんが進行していたケースも多いようなので毎年検査するのが確実かと思われます。

病院の帰り道にある公園
新緑とアジサイの競演が心地よかったです