3月下旬に海外資本の調査会社(日本支社)から私のところへ依頼があり膀胱がん罹患者として調査協力させて頂きました。


依頼元のJust Worldwide 様はアメブロ閲覧により私のブログにヒットして調査依頼に至ったとのことでした。

私のブログをいつも読んでくださる皆様のおかげです。

ありがとうございます。


私が闘病ジャンルでブログを始めた理由のひとつに「私と同じようにがんで苦しんでいる方、ご家族の方々に現役罹患者ならではの発信でお役に立てればよいな」という思いもありそれが私の闘病を乗り切っていく原動力にもなっているので調査協力によって製薬会社の安心安全な薬品提供・薬品開発へ微力ながらも発信できたことをうれしく思っています。


依頼元のJust Worldwide 様はがん全般、または国指定難病、生活習慣病などの病気全般に関する市場調査を実施されております。製薬会社とも提携しており患者の生の声を届けることで患者に寄り添い有益な薬品提供・薬品開発につなげることがモットーだそうです。


私は偶然にも依頼を受ける立場になったのですが罹患者の側からホームページにアクセスして調査に協力することもできるようです。

ホームページをフォローして時々閲覧するとご自身の病気に特化した調査依頼のアナウンスがされているかもしれませんので時々チェックしておくのも一法かと思います。


https://www.just-worldwide.jp/

https://www.facebook.com/JustWorldwide.JAPAN



【調査=1週間分の課題】
市場調査といっても街角アンケートとは全く異なりこちらはかなり気持ちの入った調査になっております。
本名、連絡先も調査会社にはお伝えします。(後日、課題提出した内容が親会社に承認されれば相応の謝礼が贈られるためでもあります)
また、課題に対して真摯に取り組まなければ調査協力とみなされない=回答を親会社へ提出されないとなってしまいます。
約1週間分の課題は学校や企業でよくある『研修』の課題に似ています。
・あなたの病気治療を地図に例えるなら?絵に描いてみてください。
・あなたが治療でいちばんつらかった時のことを詳細に書いてください
・あなたの治療に家族はどう関わりどんな援助をされましたか?
イギリスが本社の調査会社なので和訳で質問が飛んできます。
毎日1時間は課題と向き合い自分の言葉で表現して最終的には8つぐらいの課題に取り組み提出。膀胱がんの治療を振り返るにはよい時間となりましたが本当に研修課題を学んでいるような『学習時間』にもなりました。

ただ課題内容は小難しいものではなくあるがままの自分の気持ちを書いていけばきちんと回答できるものでした。

これだけかくと「面倒な調査なのかな?」と思われるかもしれませんが自分がどう膀胱がんを受け入れてなんのために治療をがんばっているのか?などなど人生から仕事、家族、趣味まで色んなことを考えさせてくれるよいきっかけにもなりました。

【ご自身の今までの膀胱がんとの道のりについての地図を作製してください】
この課題は中にはパソコンを駆使して本当に世界地図のような壮大なものをグラフィックする人もいるようですが私は山登りに例えた絵を描きました。
絵はうまさでなく気持ちですね(笑)絵と提出課題が認められて無事調査に協力することができました。


妻はこの絵を見て大ウケしていました(^^)愛猫あまおう君の模様や表情がリアルだったのもよかったとほめてくれました


製薬会社に提出される調査なので使用した薬のことはやはり重要ですね