【4月23日】

BCG維持治療4クール3週目まとめ

BCG維持治療のほうは4クール3回の注入が無事に終わって5日経過。副作用は高熱、頻尿、排尿痛とあったが高熱は2日目で治まり頻尿と排尿痛もまだ2割は残っているが治まりつつある。

経過は以下のとおりです。

残りのBCGは半年後に3回、1年後に3回の6回。副作用はあったがここまできたからには完遂を目指したいです。

【泌尿器科と腎臓内科受診】

今日はいつも通うS総合病院の泌尿器科そして4ヶ月ぶりの腎臓内科も受診。


【各検査を受ける】

まずは造影剤CT検査と採血と採尿を行った。

「慢性腎臓病」の検査と「先月ステント抜去した後の尿管が再度狭窄していないかを調べる」検査と「腎盂尿管膀胱の尿路上皮に再発や新たな腫瘍がないか?を調べる」検査が行われた。


【各検査結果】

①腎臓機能は食事改善の効果が採血数字に現れた。

クレアチニン eGFR 

11月 1.45           42.0   

1  月  1.30          47.3

4  月  1.20       51.7

eGFRが30未満(G4)になると数年後に人工透析の処置を受ける可能性が高くなります

なかなか数値を改善するのが難しいクレアチニンがこの半年で0.25、eGFRも10近く改善できた。

妻にも協力してもらい野菜果物優先主義の食生活にした効果が間違いなく出ている。

これはとてもうれしい結果(^o^)


②がんの再発、新たな発生は確認されず

尿路上皮画像診断の結果、腎臓腎盂、尿管、膀胱に腫瘍は確認されず。これも先月の膀胱鏡検査と尿細胞診の結果を裏付けられるものとなり安堵できた。


尿管は狭窄していた。残念

去年11月に右側尿管が狭窄しているのが水腎症発症で分かり結果手術で右尿管にステントを留置することになった。

4ヶ月経過した先月に膀胱鏡検査の際水腎症の治癒が認められたので抜去して今日の造影剤CT検査まで1か月半ステントに頼らない状態で私の自尿管をチェックしたのだが今日のCT画像ではやはり尿管が狭窄して水腎症の兆候が出始めていることがわかった。ステント留置で拡張させる狙いは不発だったようだ。

これにより主治医A先生からは

「もう一度手術でステントを入れましょう」

「ステントは一生必要になるかもしれない」

と説明を受けた。


ステントなしの生活にするには尿管の細い箇所を切り取り太い箇所同士つなげる膀胱尿管新吻合術というのを行う手もあるようだがこれは開腹手術になり目に見えないレベルも含めてがん細胞が膀胱尿管粘膜にないことが絶対条件になるためどんなに早くても膀胱がんの2年寛解をさせたうえでその時からさらに数年後になる。


【エンドレスステントでもよい】

腫瘍切除から1年経過して今はまだ再発や新たな箇所への発症なく元気に生きられてる自分がいることにありがたさや幸せを感じている。

がんを寛解させてからも術後の後遺症や合併症と付き合いながら生活されているサバイバーの皆さんもたくさんいる。

一生ステントというと負のイメージになってしまうが私にとっては腎臓が左右とも元気に働いてもらうための命のアイテムだ。がんの怖さ、理不尽、治療のつらさを知ることができた今はエンドレスステント留置でも全然OK!

吻合術でつないでも術後の痛みがステントより強いなら半年ごとのステント交換のほうがよいぐらい。


【膀胱の経過観察が大事】

ステント留置は4ヶ月経験して背中に違和感を感じることが時々あったが痛みはなく頻尿もなかった。

今はあくまでも膀胱がんの再発予防への意識が優先される。A先生も「がんの再発や転移がないかに最も注意を払っています」と言われていた。

ステントはS総合病院の場合、入院手術で留置するという。術後の経過も見たいのだろう。

前回の手術でだいたい経過は予想できるし入院も4回目で慣れてきた(笑)

ステント再留置されれば右側尿管が復活して腎臓は両方元気になってくれる。


入院は3泊4日くらいですみそうだから久々の入院生活を満喫しようかなというぐらいのおおらかな気持ちで今回は臨めそうです。

今日は長かった検査と各結果を自ら労い帰りは回らないお寿司いただきました