【はじめに】
アメブロの闘病ブログ医師部門に子宮頸がんの闘病をメインにした記事をアップされていた麗ビューティークリニック院長居原田麗先生の訃報が1月11日にご主人様より伝えられました。

御冥福をお祈り申し上げます。

私が膀胱がんにかかりアメブロを始めた約1年前からフォローさせて頂きご本人は深刻な状態ながらも家族との平和な日常を綴られたり同じがんで苦しんでいる私たちにいつも明るくエールを送ってくださり私は居原田先生のブログにかなり救われました。

先生の前向きな気持ちを自身にも重ねて今後の治療をポジティブにがんばっていきます。


【1月12日 午前】
膀胱がん再発予防のためのBCG注入治療第3クールが今日から始まる。3ヶ月ぶり通算10回目の注入になる。

S総合病院へ到着し、まずは9時に受付をして採尿と採血からスタート。
正月明けと週末金曜が重なり9時の時点で採血待合室は患者達でいっぱいだった。
改めてS総合病院のすごさを知ることになった。
それでも30分以内には採尿と採血を終えて泌尿器科待合室へ向かう。

10時15分に診察室へ入った。
主治医A先生とは1か月前に腎臓機能を回復させるために11月行った尿管ステント留置手術後の経過観察の診察でお会いしていたので久々な感じはない。

先生「その後はどうですか?」

私「ステントの違和感はありますが痛みや発熱はまだないです」

私「ステント留置から2ヶ月が経過しても副作用らしきものがないことで夜勤業務にも戻れる気がするんですがどうでしょう?」

先生「そうですね。今月はBCGの副作用も想定されるので夜勤は避けておくほうが無難でしょう。でも2月から次のBCG治療までに強い副作用がなければ大丈夫かと思いますよ」

そんなやりとりをした。私はステント留置手術をした直後から3日目まではBCGより倍強い排尿痛があったので副作用をすごく警戒していたが思いの外、違和感以外の症状が留置後2ヶ月間出なかった。
ちなみに違和感というのはトイレで排尿した時に背中あたりに感じる「異物感」といったところ。かゆいのでも痛いのでもなく何かが背中を通過するような感覚で慣れてくるとほとんど気にならない。

次に私から先生にステント副作用がでないのは珍しいのか?を聞いたところ、

先生「ダイスさんのように留置して2ヶ月痛みや発熱がないのは珍しいが他にも副作用が全然でない人はいます。一方で留置してから早ければ1〜2日後だったり1週間後に強い痛みがでてすぐに外す人もいます。副作用は個人差がかなりあるといえるでしょう。」

すると私にはよい側の目が出てくれたのかな。ありがたいことだ。
50歳、仕事をして体も元気に動かしている、水分補給は毎日2.5リットル以上摂り慢性腎臓病改善のため野菜果物を欠かさない食生活。膀胱がんになり腫瘍切除手術の合併症となる水腎症、尿管狭窄によるステント留置後もずっとライフワークとして続けたのでそこは成果だったのかもしれない。
でもだからといって私と同じような条件でもステント留置後の副作用が強く出る方もいるだろう。
私は成果が出て当然だったのではなく運がよかったと思わなくてはいけない。

【慢性腎臓病の経過】
腎臓病の指標となるクレアチニン値は今日の検査で1.30だった。

11月が1.37と1.45
12月が1.34
  1月が1.30
と徐々に改善の兆しが出ている。
基準値は50歳男性の場合0.80-1.08。そこまで目指すのは長期戦になるが目先の数値を改善するためなら食事と運動をがんばれる。

eGFR(糸球体濾過量)は11月が43%だったのが47%へ回復。

当然尿管ステントが入っているおかげで数値が改善したかもしれないことは頭に入れなければならないが食事療法を続けながらさらなる改善を目指したい。

BCG注入治療の経過は後日アップします。

ご拝読ありがとうございました。