「山田錦~!」、「やまだにーしぃ~きぃ~♪」

って、口ずさんでいるだけでは、山田錦のことはわからない!

正直なところ、グーグルで検索してもらった方がわかりやすいかもしれません!

でも、もっと山田錦のことを知って、山田錦で造られたお酒をもっとおいしく飲んでもらえるように、僕なりに解説してみたいと思います!

 

 

 

山田錦をひと言で言うと、

『まさに王様‼日本酒用のお米の最高峰である』

つまり、お酒用のお米で、一番ええやつなんや~!ということだけ覚えてください。

 

難しく言うと「山田錦は酒造りに適したお米で酒造好適米の一種。酒造好適米は大粒心白米で千重量が25g以上のもの。心白の発現率は80%以上である」

 

つっつ!!??漢字ばっかりでじゃないですか!

「酒造好適米」って、全部感じだし、5個も漢字が組み合わさったらもう読めないです。(>_<)

なんでそこにグラムとかパーセントとかつけてくれてんですか。パニック状態。もう嫌、山田錦もう嫌・・・。飲めたらそれでええわ・・・。

となってしまいます。

 

でも山田錦についてもっと知ってもらえれば、

「ほほ~!ふんふんなるほどね~!だからこんな感じのおいしいお酒になるんか~!」と、より一層楽しんで飲んでもらえると思いますよ!

 

 

お米で一番なじみのあるコシヒカリと山田錦を比較して見ていきましょっ!(^^)/

 

<①おいしいお米なん?>

・コシヒカリ=中程度の粒の大きさ、粘りや甘味があり、

・山田錦=粒が大きくて粘りが少なくやわらかい

 

そもそも山田錦は酒造用なので、一般に出回ることはなく食べ比べする機会はありません。

しかし、このコロナ禍で日本酒の需要が減り、「山田錦を食べて生産者を応援しよう!」という企画が立ち上がっています。

ネット通販で販売していますよ。

で、お味についてですが、上記のように、山田錦は酒造に適するように設計されたお米ですので、コシヒカリに比べると食味においてはちょっと物足りないような気がしますね。

ただ「酒米の王様、山田錦を食べてる」という高揚感というか満足感はすごいです(笑)

 

<②どこで作ってる?>

・コシヒカリ=名産地は新潟県。さらに新潟県・魚沼産はコシヒカリの聖地。

・山田錦=名産地は兵庫県。同様に兵庫県六甲山の裏らへんの三木市(吉川・口吉川)や加東市(東条町・社町東部)は特A地区!

 

米どころである新潟とは、だいぶ離れた場所で作ってるんですね~。

なんででしょうか?

実は、山田錦は寒さに弱い品種なんです。新潟は寒いですよね。名産地である六甲山地の裏側は比較的温暖で、雨も少ない。同じお米で好みの生育環境が全然違うことに、ほほ~!(^^)となります。

かの獺祭さんも地元山口の山奥で山田錦を作ろうとしたものの、山間部の寒さに断念してしまったのだとか。

 

質の良い山田錦は、魚沼のコシヒカリよりも高い(びっくり!)

しかも高級酒・「大吟醸」では、その高いお米を50%そぎ落として(精米して)、それを原料にお酒を造る。

つまり、原価が2倍にふくれあがるんですね!そりゃ一升瓶で1万円とか2万円とか高いお値段になりますわね。

(ちなみに高級ビールに使われている「ダイヤモンド麦芽」とかすごそうなものがありますが、日本のお米に比べれば全然安いそうです)

 

<③そんなにお酒造りに適してんの?>

・コシヒカリ=向いてない。粘り、甘味の強さ、粒が小さいなど、コシヒカリからお酒を造ることはできるけど、必要以上に難しい。

・山田錦=粘り気がない、粒が大きく高い精米に耐えられる、など、お酒を造りやすい特徴がそろっている。

 

つまり、お酒造りに特化したお米である山田錦。食べる用ではなくまさに酒造用のお米と言える。

コシヒカリと山田錦では使用用途が違うのですね。

山田錦はお酒を上手に、効率よく、扱いやすく、さまざまな酒造工程に耐えられる、酒造用に設計されて開発されたお米。

極端な言い方をすると山田錦でお酒造りをすると失敗しない。

コシヒカリはお酒に向いていないので、おいしくお酒造るのが難しいのです。

 

僕なりに例えるならカレーのルー。

安い100円くらいで買える「こくまろカレー」で適当に作ったらそこそこのうすっぺらいカレーライスしかできません。

でも300円くらいの「ゴールデンカレー」なら、適当に作ってもコクや深みがあって、なかなかおいしく作ることができません。つまり「ルーの出来の良さ、製品の良さ」に助けられているんです。

出来上がりに失敗がないというか、一定のレベルまでは元の「製品の良さ」がおいしく完成させてくれるんですね。

(例えが貧弱ですみません)

 

この「製品の良さ」が山田錦の品質だと思います。

お酒のいろいろな製造段階を「扱いやすく・作りやすく・安定している」こなしてくれる山田錦。

そこに造り手の高い技術が加われば、より一層おいしいお酒になります。

知れば知るほど、山田錦ってすごいお米です。

 

<④山田錦って大きく書いてるお酒。小さく表示してるお酒。なんで?>

そんなすごい山田錦を使ってるのに、「山田錦」ってデカデカと表ラベル書いてるお酒と、裏ラベルに一行だけ「山田錦100使用」なんて小さく書いてるお酒がある。

なぜなんでしょう?

わかりません(笑)ごめんなさい。

でも僕なりの想像でお話しさせてください。

1.デカデカ表示は大手メーカーさんが多い。

 やはり、売り方が上手です。山田錦のブランド力はしっかりとアピールして、飲み手の購買意欲を掻き立てます!

「山田錦」で「大吟醸」と書いてあったら、買ってみたくなります。

 

2.商品名のブランド力を高めたい。

 「うちのお酒はうまい」という想いを伝えたい。お客様には、山田錦という選択肢ではなく「〇〇正宗」という商品名で選んでもらいたい。「〇〇正宗」はおいしいというイメージを持ってらもらいたい。

 

3.最初は山田錦を使ってなかった。

 もともと山田錦は使っていなかったが、「もっとおいしいうまいお酒を」と思って、原材料を良くしていくうちに、いつのまにか山田錦に辿り着いていた。「ま、このままのラベルでいっか!自分の納得いくおいしいお酒になってるし!」と、裏ラベルのみ変更。

 

4.兵庫県以外の山田錦を使っている。

 山田錦は兵庫県以外の産地も、もちろんあります。徳島県や福岡県、岡山県などで作ってるんですね。

例えば当店で扱っているお酒で徳島県産山田錦を使っているお酒は、小さく表示している所が多いです。

一応兵庫県産じゃないので、謙遜しているそうです。(^^♪ 冗談で言ってはるだけかもしれませんが。

 

以上ながながと山田錦について書いてきましたが、だんだんとりとめのない内容になってきたので、この辺で終わりたいと思います。

なにかご質問などありましたらお気軽にどうぞ~♪

グーグルで調べた方が早いですね(笑)

 

ではまた~っ☆彡

大真酒店 宮本浩次

 

※コロナウイルス対策実施中※

マスクの着用、換気の徹底、手洗いを実施しています。

特に換気に関しては、あけっぱなしの状態なので、安心してご来店いただけると思います!

コロナウイルスに負けないよう、おうち時間をおいしいお酒を楽しみましょう~!

 

・お車でご来店の際は、お店の前まで入ってこれます。
(少し入りづらいです、ご面倒をおかけします)

・駐車場もあります。

・ペイペイ使えます!
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(アズ商店街は元気に営業中です(^^) )