なんとなく
今の状況を
書いてみました
っらしゃい!
B
一人なんですけど…
A
では
カウンターにどうぞぉ
何か先にお飲みものでも…
B
じゃあ
ビールをお願いします
A
はい
どうぞぉ!
B
ありがとうございます
あの…
A
へい?
B
はじめてここ来たんですけど
寿司屋ですよね?
A
そうですよ!
何握りやしょう?
B
何って
あの…
A
へい?
B
ネタは…?
A
あ…あぁ
ネタですか?
ちゃんとありますよ
B
いやでも
並んでないですよね?
A
あっ
そういうことですか?
確かに寿司屋のイメージに
カウンターの目の前にネタが並んでる
っていうのがあるかもしれませんね
ですが
今日仕入れたネタは
足の早いものが多いんで
並べておけないんですよ
B
…
A
なんですか?その目は?
B
いえ
なんかウソくさいなぁって
A
そ…そんな
ウソなんてついてませんよ
B
ホントにぃ?
A
ホントですよ
B
じゃあ
何か握ってくださいよ
A
ええ
いいですよ
…
へい!
おまち!
B
あっ
ホントだ
ちゃんと出てきた
A
ね?
ウソなんかついてませんでしょ?
B
でも
まだ一品目だし…
A
わかりましたよ
次握りますね
…
へい!
おまち!
B
ちゃんと出でくるな
でもこれで終わ…
A
へい!
おまち!
B
普通に出てくるな
でもまだ三品目
これくらいなら誤魔化しすことは…
A
へい!
おまち!
B
おっ!?
これはホントなのかな?
A
あのお客さん
疑ってばっかりじゃなく
寿司の感想とかないんですか?
B
あぁ
すいません
みんな美味しいですよ
出す順番もタンパクな味のものからですし
A
ちなみに
寿司を食べる順番って
とくに決まりなんてないんですよ
B
へぇ
そうなんですか?
A
えぇ
まぁ一般的に
タンパクなものからっていうのは
いきなり濃い味のものを食べてしまうと
舌に脂など残って
タンパクなもの味が分かりにくくなる
っていうだけの話で
別にご自分の
食べたいように食べればいいんですよ
B
でもそんなことしたら
笑われたりしません?
A
そんなの食通気取ってるヤツらの傲慢ですよ
なんて…
まぁ
確かによく言われてる順番の方が
より美味しく食べていただける
とは思いますけど
それよりもお客様が
自分の食べたいように食べて
心から寿司を楽しんでいただいて
そして笑顔になっていただければ
自分としてはそれでいいと思いますよ
B
へぇ…
あの大将
すいませんでした
A
何がですか?
B
いえ
ネタがないなんて疑ってしまって
A
いえ
いいんですよ
それに
実際ネタはないですし
B
え?
そうなんですか?
A
えぇ
お気付きになりませんか?
B
何がですか?
A
えっとですね…
このずっとしてるこの会話自体
ネタのない証拠なんです
B
ちょっと何を言ってる
わからないんですけど
A
そうですか
ならそれはそれでいいのかもしれませんね
では
続きをお出ししますね
B
はぁ…
…
今までの会話が証拠?
あっ
大将との会話
ただただ普通の会話だし
なんの中身もオチもない!?
ってことは
ネタがないのは寿司じゃなくて…
作者!?
というわけで
誰かネタをください!!