久々に
少しだけ
頑張ってみました(笑)









ネク!ネク!!
くそっ!
あいつは一体なんなんだ!?




最近
この森に鳥形魔獣が出たと
討伐依頼がギルドに入ったので
BとCランクの冒険者数十人と
一応の為Aランクの冒険者であるオレで
構成されたパーティーで来てみれば
件の魔獣は既に死体になっていた
先に他のギルドの冒険者が
討伐したのかとも思ったが
いくら探してもそんなヤツらはいかった
仕方ないのでギルドに報告するため
とりあえず死体の処理をしようと
魔獣の身体を見てみると
長い首の根元の肉がごっそりなくなっていた

それに気付いたオレに戦慄が走る

今回討伐依頼のあった魔物は
この王国で現れる魔獣では
最高ランクに相当するB+の魔獣だ
しかも本来はBランクなのだが
たまに出現する亜種であり
それもあり“+”がついている
そのために
一応Aランクのオレが
パーティーに同道したのだ
もちろん
SランクはおろかAランクの魔獣でさえ
この森を含め王国全土で
今までに出現したという記録はない

オレはこの王国を拠点に各国を周り
Aランクの魔獣と戦ったかこともある
それはもちろんオレ一人ではなく
十数人のパーティーで
メンバー構成はBランクもいたが数人で
他は全員Aランクの冒険者だ

今回はオレ以外BとCランクしかいない
もしここで
仮にAランクの魔獣が現れたら
討伐はおろか
全員無事に逃げ切れないだろう

Aランクのオレでも
一人ではたかがしれている
もちろん盾になることは出来る
出来るがそれは命懸けだ
もちろん
盾になるのは上位ランクの義務であるし
盾になることもやぶさかではないが
正直に言えば
オレだって死にたくはない
そしてもし
Sランクの魔獣だとしたら
オレ一人では当然何も出来ない

だが
今回は十中八九Aランク以上の魔獣が
討伐依頼の魔獣を襲ったのだろう
B+ランクの魔獣を
ほぼ抵抗させずに圧倒的な力の差で
首筋に噛みつき一撃で倒している

オレは周りの様子を伺う…

特に何の気配もない
ならばこの間に
魔獣の死体は諦め
とっとと撤退をはじめなければ
オレたちは下手したら
この魔獣と同じ道を辿ることになる

オレはパーティ全体に声をかけ
撤退準備をはじめさせようとしたそのとき

突然

空が暗くなりそれと同時に
感じたことのないプレッシャーを感じた

恐る恐る空を見上げると
みたことのない魔獣が
空を悠々と舞っていた

恐怖で戦き動けずにいると
その魔獣はオレたちへと急降下してきた

圧倒的な質量
圧倒的な熱量
圧倒的な存在感
そして
圧倒的な恐怖

Sランクの魔獣とも一度遭遇したことあるが
これほどではなかった
何もかもが
今までの魔獣より次元が違う

その魔獣を前に
その場にいた全員が
瞬間的に悟った

殺される!!

恐怖に負けたCランク冒険者が
悲鳴を上げながら逃げたした

思った瞬間
その冒険者は弾け飛んだ

何が起きた!?

その光景を目の当たりにして
全員が恐怖と共に
一斉に脱兎のごとく逃げたしたが
何人かが同時に弾けた

ちっ
バカ野郎共が!!

仕方ないがオレは他の冒険者を逃がすために
魔獣の前に立った

作戦などはない

ただ少しでも時間を稼ぎ
少しでも多くの下位ランクを逃がす

だが
何をすればいいか
何一つわからない

そんなオレの傍らに
いくつかの影が近づいてきた
Bランク冒険者数人たちだ

お前ら逃げろ!

しかし
無謀にもオレと共に戦うという
ならば
隙があれば逃げる
という約束のもと許可した

さて
どうする…

すると
Bランクの一人が
転んで逃げ遅れてるCランク冒険者を見つけ
庇おうと近づいていった

すると
そのBランクは
他の冒険者同様弾け飛んだ

ネク!ネク!
くそっ!
あいつは一体なんなんだ!?

ネクが庇おうとしたCランク冒険者
彼は確か…
ベテランの万年Cランク冒険者だが
何故かランクを越え
みんなから愛されている人物…

みんな!
急いで彼の救援を!

ダルマさんが転んだ!!







以上
「ドラマチックだるまさんが転んだ」
でしたが
同じことしてました(笑)