なんとなく
物語風の問題を考えてみました
細かい所が
色々気になるかもしれませんが
そこは目を瞑ってください

では
よろしければどうぞ



私は行商人で各地を回ってる

今日は新たな顧客の開拓をするために
今まで行ったことの無い街へ行くことした
途中までは何事も無かったが
街まであと少しという所で
地図を落としていた事に気付いた


今いる所からは道はほぼ一本道なのだが
1ヶ所だけ別れ道がある
しかし度忘れして別れ道の
どちらに行けばいいか思い出せない
道標も先日の雨で流されたままだ


しかし私は運が良かった
別れ道の真ん中に妖精が2体居たのだ

妖精は普段でも
木の陰や花の中
小川や草むら岩と岩の間などに
見る事が出来る

しかし妖精が居たからと言って
安心は出来ない

人間同士でもそうだが
妖精に何かをしてもらうには
対価を支払わなければならないのだ

商売前なので節約したいが仕方ない

そして一番厄介なのが
妖精はイタズラ好きで
ある程度の割合で嘘を付く
ということだ

別れ道に居たのは
花の妖精

石の妖精
である


花の妖精の特徴は

対価に特別な花の蜜
70%本当の事を言う

である
蜜は街でも買えるが
銀貨1枚となかなか高価な物だ
銀貨1枚は銅貨10枚に相当する


そして
石の妖精の特徴は

対価に高級小麦のパンを1つ

である
こちらは銅貨4枚で済む
ただし

20%しか本当の事は言わない


私はそれらを思い出し
片方の妖精に
どちらが街に続く道かを訊き
無事辿り着くことが出来た

さて
明日は商売した後
対価を買って届けに行くか



さて皆さんは
どちら妖精に道を訊ねますか?


ヒントは
一番高い確率はどれ?

です
ってほぼ答えだな…