「うお」派か、そうでないか | 音は楽しむものだっ!

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こんにちは、リエートです。

ピエーノが取り上げていた

「を」を「お」と歌っている爽やか曲は1985年発売のようです。

「現代仮名遣い」の内閣告示より少し前ですね。

告示に関係なく、その方は「お派」のようですが。

 

とはいえ、告示から40年近く経った今でも

「うお」と強く歌っている方はいらっしゃる……

というか、昔より今の方が多いような気もするし、

もうさ、ピエーノ、我慢しなよ(笑)

 

※注意※

ピエーノが言いたかったのは、

昔から好きだった歌を「改変」されたのがイヤだった

ということであって、「うお派」否定ということではないよ。

 

「うお派」はやはり昔からいたのか?

と思ったので、1970年代のヒット曲を調べてみました。

 

結果はね、よくわかんなかった(笑)

 

1973年「わたしの彼は左きき」

麻丘めぐみさん。ごくごく軽く「ぅお」でした。

もうこれは気にならないくらい小さいので、

実際は「お」と歌っていたのかもしれません。

 

1975年「年下の男の子」1976年「春一番」

キャンディーズ。

混在していますが、「ぅお」のことが多いかも。

3人いるので、合わせたりなんだりはあったのかな?

 

1977年「UFO」1978年「サウスポー」

ピンクレディー。

少し「ぅお」のところとそうでもないところが混在。

歌詞や歌の流れによるのかなと思う。

 

1979年「YOUNG MAN(Y.M.C.A)」

西城秀樹さん。

この歌には「を」は1か所しか出てきません。

明確に「お」です。

ただ、他の歌では小さな「ぅ」が入っていそうなものもありました。

それより、「ヤングマン!」が「ぃやんぐまん」なので、

ここを真似するとヒデキっぽくなるんだな……と(笑)

 

歌詞やテンポによって混在、というのが多いのかもしれません。

ピエーノが気にした歌手?の方の場合、

全部が全部「ぅお」ではなく「うお」だったそうなので、

そこまでいくと、その方の癖ということなのでしょうね。

 

同じ歌い手さんでも曲によって違うのかも、なので、

一概にどっちとも言えないかな。

というのが結論なので、新しい発見はナシ。

他の歌でも気にしながら聴いてみようっと。

 

ところで、

前例の中で内閣告示後もヒット曲を出したのは

西城秀樹さんだけです。

◎1991年「走れ正直者」

…これも「を」は1か所で、明確に「お」でした。

 

僕も別に、うお派否定しているわけではないですよ。

あまり強いと気にはなるけど。

誰も興味ないと思うけど、ピエーノの歌は全部「お」です。

無声音とかもすンごく気になるようですよ。

「あのひとの~」とかいうとこ、

「ひ」を強く出しちゃって何度もリテイクしてたから。

 

今後、何聴いても気になったりして