ハゲとの間違った戦い
育毛や養毛で、独自の方法を実践している方の中には、真面目に考えた末に明後日の方向に向かってしまう。まるで、決断力の有る方向音痴のような方がいらっしゃいます。
一人の方は、独自の育毛剤を開発し頭皮にすりこんでいる方で、自分で効きそうだ思う物を色々混ぜ塗っていらっしゃるのですが、効きそうな物と言うのが、卵黄、何かの油、にんにく、その他薬草と言うラインアップで、精力強壮と勘違いなさっているのではと思ってしまいますが。
それらを全部混ぜて髪の毛に塗り、二日目ともなりますと、その臭気は大変な物で、夏場半径1メートル以内では深呼吸出来ない状態になります。
若干の効果(年齢の割には薄くない)と引き換えにするには、余りある周りからのヒンシュクをかっていました。
もう御一方は、工業大学の教授で、コンクリートが専門の方でした。
コンクリートを強化する方法を、髪の毛に応用すると言う、聞いただけで無理の有る事を自らの頭を使って実証なさっていました。
その方法は、2枚の櫛を使い残り少ない髪の毛を引っ張り、頭皮を相当の硬さ(工業用品に使用する物のようです)のブラシ状の物で頭皮を血が出るまでこすり上げるという荒業です。
昔の写真と比べると幾らか濃くなったような気がしますが、頭皮がカサブタだらけで、正確な比較は出来ない状態でした。
逆に、「人体の事をコンクリートに応用する」と、コンクリートの事を知らない医師が、話していたらこの教授はどう言う気持ちがしたでしょう。
よく日に焼けるのが嫌なご婦人が、襟と顔を隠す帽子、長袖、手袋、サングラスと季節も何処の誰かも判らなくなる位防御して自転車に乗っていらっしゃいますが、上記のお二人も目的の為に社会性を無くすという点では同様ですね。