ほんと久しぶりの更新。

こんなブログ見てる人がいる方がおかしいのだが・・・



まあ、そんなことはさておき、






・・・信じられない情報を得てしまった。




北方謙三「岳飛伝」





もうやめていただきたい。

水滸伝・水滸後伝が大好きだった自分は、北方水滸伝・楊令伝にも手を出し、すぐに投げ出したという過去がございます。



まだ、水滸伝は五分の史実と九割五分の創作である水滸伝ですから、「北方、歴史をいじるな。」

とまでは言えませんが、


さすがに岳飛からは手を引いてほしい。



この小説を読んで、中国人がどう思うか・・・



「説岳全伝で美化された岳飛」
それでいいんですよ。

その編訳である田中芳樹の「岳飛伝」
それでいいんですよ。




水滸伝を勘違いしている人がいるのも事実なんです。


「水滸伝の続編に楊令伝というものがある。」
と、自信を持って言える人。
・・・水滸後伝でしょ。



異民族に支配されていた時代の現地の民衆の思いが詰まった創作と、北方の創作は違うんです。



書く書かないは本人の自由ではありますが、


中国史上最大の英雄であることを頭に入れ、説岳全伝に沿って書いていただきたいものです。




こんな話をした後に言うのもあれですが・・・・・



小前亮さんが自分のお気に入りです。

ほんと好きです。ぜひ、彼の作品を読んでみて下さい。
まだ若いし、期待大です。




アクアタイムズの12thシングル!!!GRAVITY Ø!!!



ついにきた~ って感じですね。


てかもう遅いか。五日前やからな~


太志かっこえ~



ってことで本題入りましょうか。



って・・・
なんも考えてんかった。



しゃあないんでお知らせにします。



書き始めたのに滞ってた小説の件ですが・・・・・



書きたいんやけどな~

忙しい。。。


ほんま少しづつなら・・・・・


とか思うんやけど~


書いたほうがいいですかね~?



こんなくだらんブログ見てくれてる人いるとは思えんけど・・・


頼むわコメント。意見ください。


続けたほうがいいって意見が一つでもあれば続けるから。


まあ、FC2の方みたく、酷い出来になるかもやけど・・・



よろしく~~~
長らく更新できずすいませんでした。

なんせ受験なんで・・・

これからも全然更新できないと思う・・・

今日も短いし・・・




話変わるけど・・・

小説で学ぶ世界史と中国歴史

めっちゃいいです。書いて頂いている方、感謝します。いつも読ませて頂いています。

こんなのが全頁リンク自由ってのはね~~~~~

皆さんもぜひ見てください。





友達のブログ(シュン丸さんの「GOING!!!)に

西武がが負けて~~~~~

って話が書いてありました。

彼とはかなり仲いい~     と思っているのですが。




俺は日ハムファン・・・
セは阪神です。これは大阪なんで当然ですか。

なぜハムなのかと言うと、以前ある一選手が好きでして・・・(今は嫌いなのであえて言いませんが)


2004年ぐらいからハムファンです。

2006年以前のことを思えば十分いいんでしょうが、

悔しいです。


「なにがCSで負けて悔しいやねん!こっちは0.5差ででれんかってんぞ。」

とか本人に言ってみました。




そんなん言ってるうちにシーズンオフを思わせる話がチラホラ。


建山は決まりでも田中賢介がどうなるのか。


巨人さんは脇谷じゃものたりんでしょ。セカンド。

ちょっと心配やったりする。今年良かったからな~





ってことで、またいつかお会いしましょう。

和歌山県新宮市・・・

「なぜ報われないのか。正しいことが評価されない社会。間違ったことが罷り通っている社会。そんな社会に愛想が尽きた。自分は報われない。社会に不要な人間なのだ。」

そんなことを思いながら正気と言う名の男は床についた。

そして夢を見た。

「獄中に誰かがいる。数え切れない数の人々が海へ身を投げている。船が覆り多くの人が溺れている。」

「そして自分は三人の中国人に連れられて道を歩いていた。たどり着いたのは、とあるマンションの一室だった。表札には「正気」とあった。」

「驚いた。自分と同じ苗字じゃないか。」

「振り返ると三人の中国人の姿はなく、変わって自分と同じくらいの年の男性が三人、自分の側に立っていた。」

「その男達も驚いていた。なんと、彼らも正気という名前だというのだ。」

少し間をおいて一人の老人がその部屋から出てきて、四人は家の中に通された。

「今の世の中は大変じゃな。」

老人は四人に語りかけた。

これにも驚いた。この老人は自分の悩みを知っているというのか。見れば、他の三人も驚いている。同じ境遇にある人間のようである。

「ピーンポーン」インターホンが鳴る。

「おじいさん。でないんですか?」

「でてはならない。誘いに乗るな。」

それだけ言って、老人は書斎から一冊の本を取り出してきた。

表紙には「正気の歌~古道に照らされて~」とあった。

「答えはこの中にある。」

そういって老人は本を広げた。

四人が見れば、それはれっきとした一つの物語であった。



悠悠として我が心悲しむ 蒼天曷んぞ極まり有らん
哲人 日に已に遠く 典刑 夙昔に在り
風簷 書を展べて読めば 古道 顔色を照らす


茫漠とした私の心の悲しみ、この青空のどこに果てがあるのだろうか。
賢人のいた時代はすでに遠い昔だが、その模範は太古から伝わる。
風吹く軒に書を広げて読めば、古人の道は私の顔を照らす。

文天祥

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宋は中国の統一王朝の中で、軍事的に最も弱かった王朝だと思う。これというのも初代皇帝である趙匡胤が五代十国時代の反省から軍人の力を削ぎ、自身が軍人だったにも拘らず文治主義化を進めたからなのだが、これはうまくいって唐末以来の戦乱の時代に終止符を打っている。しかもこの趙匡胤は歴代皇帝の中でもかなり評価が高い。ではなぜ宋はこの文治主義化によって弱体化したのか。

宋の文治主義化による弱体化はだんだんと進んでいった。代を重ねるごとに文治主義は極端に成っていき、朝廷において高い地位を得た文官らは奸臣へと化していった。これが宋弱体化の原因だと思う。

しかも北宋末のその奸臣らは決して有能とは言えなかった。蔡京や童貫らの時代である。彼らの身が亡びても奸臣が権力を持っていることは変わらなかった。遼を倒すため金と結び、結果的にその金に開封を追われて北宋は滅び、臨安に逃れて南宋と成ったのである。無能な奸臣にチャーチルの真似をするのは不可能であった。チャーチルに例える宋から見れば金は確かに大悪魔スターリンであったかもしれない。しかし、スターリンに例える金から見ての遼はヒトラーではなかった。そう考えると宋が情けなく思える。

南宋と成ってもこの体制は変わらなかった。全線で活躍していた救国の英雄・岳飛は宰相の秦檜によって無実の罪を着せられ殺されてしまった。「秦檜による金との和平があったから南宋は滅びなかった。」という意見もあるだろうが、完顔亮の進攻などを考えると自分の頭には疑問符が付く。

そんな文官が権力を握っていた時代とは異なり南宋の滅亡時には忠臣の文官らが戦った。この時、新たな異民族・蒙古が金を滅ぼし、宋の都・臨安も陥落させた。しかし亡宋の三傑と呼ばれる「文天祥・陸秀夫・張世傑」の三人は最期まで宋を裏切らず、命をかけて蒙古軍に抵抗した。文天祥は陸上にて抵抗運動を続けて蒙古に捕まったが、仕官を断り自ら死を望んで南に向かって拝してから刑を受けた。陸秀夫は幼帝とともに海に身を投じた。張世傑は「天が宋を滅ぼそうとするなら、この船を覆せ」と叫び溺死した。この張世傑の最期をもって宋は完全に滅び去ったのである。彼らは初めから天下の情勢を覆すのは不可能と悟って抵抗したのだが、死後尊敬の念を受けたのである。

自分は歴史から何かを学ぶことが大切だと思う。亡宋の三傑の話し以前に長々と奸臣の話を書いたのは三人と比較するためだ。奸臣らは巨額の富を得、身を保ったが天下の人間に怨まれた。忠臣は国のために身を亡ぼしたが、後世には尊敬の的になった。因果応報という言葉があるがそのために悪行は駄目であって善行は良いのか?例え自分に行いが帰ってこなくても周りの人間は自分を見ているのである。無駄と分かっていても行動を起こすことで尊敬の念を受けるのである。今の世の中ならそれが次の行動に良く影響するかもしれない。命までとられないのだから。

歴史から生き方を学ぶことは決して悪いことではない。