永昌寺トンネルを私が訪ねたのは7月31日のことでしたが、
夏場の房総は、それはもう普通のやぶ蚊を3/4くらいのサイズに縮めたような、
小さなやぶ蚊が一人の人間に数十匹で寄ってたかって攻撃してくるもので、
写真撮影のために足を止めることなどできません。
ワークマンの着る蚊帳ってありがたい製品がありますので、
永昌寺トンネルでそれを上から羽織って出発。
フードも顔まで網がかかっている製品で、
網の生地それじたいにも虫が嫌がる加工(匂い?)が施されているので、
近づいてくる蚊の数自体も抑制してくれるし、メッシュどころか網なので、
通気性も抜群……なのですが、
睡眠不足で暑い中を久しぶりに自転車で走ったために、
下り坂でスピードが乗った直後の上り坂でふらっとして、
蓋のない割と深い側溝に突っこんで自爆の落車。
ケガした足を引きづって向かった先が、
落車ポイントからはほんの400~500mの場所にあるキャンプ場のいちはらクオードの森。
キャンプ場とは言っても公共性の高いもので、
おまけにハイキングコースも兼ねている場所なので、
キャンプ場利用者以外でも、車を停めて散策することができます。
(入場、駐車場料金無料なので、安心して利用できます)
受付の先にあるのは、
コンクリート巻き立ての普通の隧道。
もちろん、昔は素掘りだったのでしょうけど。
さらに先にあるのが今日の隧道。
場所はだいたいこの辺り。
この隧道は長さは10mほどのものですが、
なんといいますか……角を丸めてあるけど、
それにしたってなんだか正方形(^^;)
将棋の駒のような観音彫り、とっても丸い隧道ときて、
今度は四角い隧道を出してくる辺りがさすがは房総。
しかもね、
下を流れる川が、ここの岩盤に突っこんでるんですよね。
歩くだけでも落車の擦り傷と打撲が痛いのに、これは確認しないわけにはいかない!w
と、それは次回にさせていただいて、
こちらが反対からの振り返り。
なんでこんなに天井が平らなのかなぁ……。
ほんと、天井を丸めることもなく、
この物理的には無理のある形でも問題なく崩れずに安定するのがさすがは房総の素掘り隧道。
ということで、次回は360°カメラの写真など。
……写真がうまくアップできない場合、
360°写真もこの回に統合して、川廻しの隧道に進めるかもしれません(^^;)。