吊り橋の弁天橋を走り出して、
入間川沿いをしばらく遡上すると次の流れ橋。
場所はこちら。
この縮尺では表示されないのですが、
入間川の右岸=南側には少し大きめのスーパーのエコスがありまして、
そこに左岸=北側からアクセスするためのショートカットルートとしての流れ橋、
そういった立地も考慮すると、管理母体は自治会レベルと想定されますが、
コロナに伴う河川敷利用のお願いの看板には、
埼玉県のゆるキャラでおなじみ『コバトン』が描かれるため、
行政からの支援も入っているのかもしれません。
そんな流れ橋ですが、
橋板は左右両岸からそれぞれ係留されていて、
流出形態は左右両岸に分かれて観音開きに流出するタイプ。
興味深いのは崖に接した少し高い位置にある切り株にこうして係留されていることで、
橋板から振り返るとこの通り、
川岸に係留するためのポールがわざわざ作られているのにも関わらず、
内陸の切り株に係留されているという様子からは、
増水時にもできるだけ川岸に寄せて流出させたいという、
経験からくる強い意志が感じられます。
これぞ年月を経た流れ橋、良いですよね。
そうして橋脚には、
上流側にこんな突き出しがありまして、
過去には手すり状のものを追加したけれど、
やはり運用上、不都合があって外された様子が見て取れます。
こちらが対岸からの振り返り。
そして、こんな具合に、
こちらの橋板は、やはり少し高い位置にある樹木に係留されています。
こちらは橋板の乗せられた橋台部分。
以前に来たときは、この蛇篭の金網にまだ錆も浮いていない頃でした(^^;)
そうしてこちらが……スーパーの駐車場への登り階段。
ちょっとした買い物ならともかく、ペットボトルと牛乳の入ったレジ袋を片手に、
この階段を下りてきて、
この橋を渡るのは、できれば避けたい気がします(^^;)
さて、小腹もすいたところで、
途中で購入した飯能銘菓の尻餅をスポーツドリンクで流し込み、
さらに上流に向かいます。