千葉県 小湊鉄道輪行風景(2/2)。 | 水辺の土木遺産

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水辺の土木遺産、冠水橋や流れ橋、石橋やレンガ樋門など、自転車で見て回りながら、ついでに狛犬なんかも追いかけています。

この週末、木曜日くらいまではこのツーリングでの落車による膝の擦り傷が痛くて、

歩くのも少し大変なくらいでしたが、金曜日になったらかさぶたも一部が剥がれたことで、

一気に楽になり、土日はリベンジに出かけたいくらいだったのですが

……台風で出かけられませんでしたね(^-^;

 

来週こそは、上総のリベンジか、

もしくは近場の別の場所でも良いので、どこかに出かけたいところです。

 

 

さて、

輪行風景の続きで、

 

 

上総牛久駅。

木製改札の舟まで残っていて、素敵ですね。

今も有人駅のようですから、昔は混雑することもあったのでしょうか?

 

 

上総川間駅

ドアもない待合室だけの簡素な雰囲気が良いですね。

何が良いって、きっと昔はこんな駅舎が日本全国のそこかしこにあって、

締め切り用もないから、金のない旅人がこういう駅をステーションビバークに使っていたんだろうなぁ

……なんてことを想像すると、とても良い感じですw

 

 

上総鶴舞駅も木造駅舎で良い雰囲気ですが、

如何せん、停車位置がメインの乗客の乗っている冷房車両側でした(^-^;

 

続く上総久保駅は駅舎というよりは少し余裕のある待合室……いや、ホームに向かっての方向に壁が無いので、

待合所的なささやかな建物だけですが、あれはあれで素朴で良い感じでしたが、

やはり停車位置が悪かったので写真は撮影できず。

 

 

こちらは次の高滝駅。

高滝駅の近くにはダム湖の高滝湖がありますが、

高滝湖対岸にある復元で展望塔も兼ねた藤原式揚水水車は一度は見ていただきたい物件です。

設置場所が悪い所為でイメージしづらいのですが、上総地方は砂岩質で河川が深く切り込んだ崖下になるため、

川は多いし年中水量はそれなりにあっても、耕作のための水が無いという困った土地柄だったりします。

そのため、ガンダムの身長の1.5倍(27m)もの高低差を無理矢理に水車で水を汲み上げようという、

昔の人って凄いことするなぁ……という、執念を感じる水車です。

 

以前は高滝駅の近くに、身長2mくらいのミラーマンがあったんですが、

5年前には居なくなっていました。

 

 

里見駅も木造駅舎でしたが、

停車位置が悪くて車内からでは写真が撮れず、対岸のホームに泊まる上り列車だけ。

 

 

最後に、私が下車したのは飯給駅。

日の出前の午前4時半に自宅を出たのに、飯給駅到着は午前8時過ぎ。

 

この駅を利用するのは2度目ですが、

以前に利用したのは10年くらい前で、当時はサイクルトレインのサービスをしていたため、

全長2m40㎝で車重30kg、ツーリング装備で全備重量50kgで2段ギアという、

おバカ自転車でサイクルトレインを利用させていただいたものです。

 

※現在はサイクルトレインのサービスはコロナもあってか休止中。

なお、五井駅までは輪行も出来ないので自走した。

 

その頃にはなかったこの駅の特色はというと、

 

 

日本一で有名なこちらの女性用トイレ。

 

高い塀に囲われたくさっぱらの真ん中に、

 

 

ガラス張りのトイレがあるという、開放感に溢れつつも、

今の季節は暑さで、冬には寒さでヤバそうな、利用者が居るのか謎な物件です。

 

なお、男性用トイレというのはありませんが、

男女兼用で車いす対応の多機能トイレがありますので、

男性はもちろん、あんなの使えないという女性も安心です(^-^;

 

自転車の準備をして、トイレを済ませると八時半。

同じ県内だというのに、自宅を出てから既に4時間。

暑い中を出発します。