三重県松阪市飯高町森 櫛田川 上流部の潜水橋(前編)。 | 水辺の土木遺産

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水辺の土木遺産、冠水橋や流れ橋、石橋やレンガ樋門など、自転車で見て回りながら、ついでに狛犬なんかも追いかけています。

さて、お休みも挟みまくったために、ずいぶんと(無駄に)長かった櫛田川もこれでラスト。
蓮ダムから櫛田川との分岐まで戻り、そこからほんの2km程度で次の潜水橋。

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名倉谷川との合流よりも上流まで来ると、櫛田川も随分と細く、そして流れは急になりました。
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国道から見下ろすだけでも、これまた良いですねぇ。
何しろ、すぐ上流(写真の左側)には、旧橋橋台が見えている辺りがまた堪りません。
水面からはそれなりの高さがありますが、櫛田川の暴れっぷりは、ここまででも十分に見てきたし、
あの程度の高さであれば、ちょっとした台風では、すぐに冠水するでしょう。

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さて……国道沿いに、すぐにアクセスポイントは見つかりましたが、
草むらだぁ……。

ここで折り返すことにしていたこともあり、
ここを突っ切る気力をすっかりなくしていた私は対岸へ。

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狭い道を結局は1km少々も回り道をして、素直に草むらを突っ切ればよかったと後悔したころ、

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工事の資材置き場のような場所があり、

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その脇に下へと続くコンクリート舗装の坂道。
場所から言って、ここで間違いありません。

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降りていくと水路が脇を流れていますが、

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これがまた、本当にきれいな水です。
光の屈折率などの所為でしょうか? 澄んだ水って、写真にとると、
不思議なほど浅いように見えてしまうんですよね。

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その向こうには目指す橋。

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次回、櫛田川の潜水橋シリーズはラストです。