葡萄(ぶどう)と武道(ぶどう) | 鎧・兜・刀を得意とする骨董品屋「大名」花本のブログです。

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こんにちわ~ニコニコ



少し秋らしい感じに
なってきましたね音譜



心地よい気温になったせいか
朝、起きるのが少し
しんどいです・・・もう少し寝たいっぐぅぐぅ


そんな気持ちになっちゃいます・・・



今日は
先日、仕入れた商品の中から
こちらの御紹介アップ



馬に乗る時に使う道具で
鞍(くら)
といいます



横から見るとこんな感じ




上から見るとこんな感じ




正面のところに金蒔絵で
なにか書かれているのが
見えますか!?



アップにすると



そうなんですっ!!
葡萄(ぶどう)の図柄ですねアップ



この葡萄と
武士道(ぶしどう)
武道(ぶどう)



イントネーションが違うものの


同じ

ぶ ど う


ですねアップ



江戸時代中期くらいに
なってから


葡萄の図柄は
武士にあまり好まれなくなってきました・・・



葡萄はツタに垂れて
実がなっていきますよねビックリマーク






なので葡萄の図柄を使うと
武道が下がるといわれるようになり



武士に好まれなくなったそうなんですひらめき電球



いざ、戦(いくさ)が始まれば
命を懸けて戦わなければならない
武士にとって



身に付ける道具には
細心の注意をはらって管理をし



出来るだけ縁起の良いものを使っていたのですアップ



図柄ひとつをとっても
当時の武士の気持ちを
感じられますよね!!



更に
葡萄の図柄が使われている
この鞍(くら)は



図柄から
時代が少し分りやすくなってますねひらめき電球



葡萄の図柄が
使われているということは



江戸時代中期より
前に作られた
鞍ということになりますねアップ



当時の武士達の考えも感じられるし
細かい時代の断定も出来て



ありがたい鞍(くら)ですね音譜



では、また明日~DASH!