
少し秋らしい感じに
なってきましたね

心地よい気温になったせいか
朝、起きるのが少し
しんどいです・・・もう少し寝たいっ

そんな気持ちになっちゃいます・・・
今日は
先日、仕入れた商品の中から
こちらの御紹介


馬に乗る時に使う道具で
鞍(くら)
といいます
横から見るとこんな感じ

上から見るとこんな感じ

正面のところに金蒔絵で
なにか書かれているのが
見えますか

アップにすると

そうなんですっ

葡萄(ぶどう)の図柄ですね

この葡萄と
武士道(ぶしどう)の
武道(ぶどう)
イントネーションが違うものの
同じ
ぶ ど う
ですね

江戸時代中期くらいに
なってから
葡萄の図柄は
武士にあまり好まれなくなってきました・・・
葡萄はツタに垂れて
実がなっていきますよね



なので葡萄の図柄を使うと
武道が下がるといわれるようになり
武士に好まれなくなったそうなんです

いざ、戦(いくさ)が始まれば
命を懸けて戦わなければならない
武士にとって
身に付ける道具には
細心の注意をはらって管理をし
出来るだけ縁起の良いものを使っていたのです

図柄ひとつをとっても
当時の武士の気持ちを
感じられますよね

更に
葡萄の図柄が使われている
この鞍(くら)は
図柄から
時代が少し分りやすくなってますね

葡萄の図柄が
使われているということは
江戸時代中期より
前に作られた
鞍ということになりますね

当時の武士達の考えも感じられるし
細かい時代の断定も出来て
ありがたい鞍(くら)ですね

では、また明日~
