『子供の心が開くとき』
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強盗、殺人、レイプ、
放火、覚せい剤・・・。
そのような犯罪に
手を染めた少年たちが
入所する
奈良少年刑務所。
その子たちが
たった９０分の時間で
心がほぐれていく・・・。
月刊『致知』8月号、
４０ページより抜粋と
村松の所感です。
外務省勤務、泉鏡花文学賞受賞も
されている
寮美千子さん。
縁あって奈良少年刑務所の
更生教育に携わっての
出来事です。
少年たちは、
「犯罪者」であり
「加害者」であるけれど
その前に
「被害者」である。
激しい虐待を受ける。
極度の貧困の中で育つ。
学校に行けない。
そのような中で
『自分の気持ちがわからなくなる。』
そのために、
被害者の気持ちもわからなくなる。
そこで寮先生が考えたのが、
『人間らしい感情を
取り戻すこと。』
彼らが社会復帰できるのは、
刑罰ではない。
彼ら自身が幸せになる以外に
再犯を防げない。
寮先生が初めて行った授業は
ブルブル震えている子、
踏ん反り返っている子、
目が宙を泳いで土の塊みたいな無感覚の子、
激しいチックが止まらない子、
わからない言葉を口走っている子・・・。
その子たちに、
どのような授業をしたのか。
なんと。
「みんなの前で
絵本の朗読をしてもらう。」
たったそれだけなんです。
でも、一人読み終わったら、
周りのみんなから、
『心からの拍手』
が起こったんですね。
読んだ本人は、
「え？拍手？」
と戸惑いながら、でもどんどん
心が穏やかになっていく。
そのうち
「俺が読みたい！」
とどんどん手を上げて
９０分でものすごく
和気あいあいになっていく。
１３歳から覚せい剤をやっていた子は
頭にお父さんから金属バットで
殴られた傷跡がある子ですが、
その子が詩を書いたそうです。
「くも
空が青いから白をえらんだのです。」
たった1行だけの詩。
それをみんなの前で
発表した時に
みんなからの拍手。
そこから、
彼の心が開き始めました。
「僕のお母さんは今年で７回忌です。
お父さんはいつもお母さんを
殴っていました。
僕は小さかったので
お母さんを
守ってあげることが
できませんでした。
お母さんは亡くなる前に
病院で僕に
こう言ってくれました。
『辛くなったら空を見てね。
お母さんはきっとそこにいるから。』
僕はそんなお母さんのことを思いながら
この詩を書いてみました。」
そして仲間からのたくさんの
心温まるコメント。
少年たちの心の扉が
開いたら、
そこから溢れ出てくるのは、
『優しさ』
だったんですね。
寮先生がおっしゃるに、
心を開いたら
かつての恐怖症などで
ものすごい悪いものが出て
人を傷つける側になるのではないか？
と思われてしまうけれど、
１８６人の子供を見ていて
一人もそんな子がいない。
心の扉が開いたときに
一人として
優しくない人はいなかった。
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以下、村松です。
本当に本当に素晴らしい世界で、
『致知』を読ませてもらって
ますます私がやっていくこと、
これから何ができるか？
広いビジョンと
強い確信を
持つことができています。
月刊『致知』（ちち）。
月々わずか９００円ほどで
自宅に届きます。
経営者の言葉。
オリンピック選手、
ノーベル賞受賞者の言葉、
本当に意識がまっすぐ整います。
１回のランチ代程度で
人生の柱ができます。
ぜひ購読してみてくださいね。
さて、話戻ります。
ともすると。
反抗期の子供に対して
「言うこと聞きなさい！」
と力づくで押し倒す。
学校に行かなくなった子に、
仕事に就かない子に、
無理強いをする。
覚めた目で、諦めで見る。
さらには、
自分の子でなくても、
職場で、人の気持ちが汲めずに
暴言ばかり吐く人。
誰かを言葉で蹴落とし、
悪い噂を立てて
自分の存在場所を
作ろうとする人。
職を転々としながら
自ら人間関係を壊し、
また別の職場へ
いなくなってしまう人。
出会ったことがあるでしょうし、
読者の中で実際に
経験がある人も
いらっしゃると思います。
量子レベルで見てみると、
人間の
「許さない。」
「俺は愛されていない。」
「あいつを蹴落とす。」
のような素粒子は
『感情』ゆえに【フォトン】。
いつもの図、
右側から肉体、細胞、原子、
陽子、素粒子、ヒモ、
【ゼロポイントフィールド】
と左側へ行くこの図の
真ん中の【素粒子】のところです。
私たちが人間関係を
固めてしまい、
いわゆる
『人間関係を壊してしまう人』、
Aさんだとします。
私たちがそのAさんがいないところで
「Aさんひどくない？」
「Aさんがいるから会社の雰囲気壊すよね。」
「なんとかしないとね。」
と、やりますが、
これって、
図の肉体側から
見ているんですね。
それで
周りじゅうで、
「この人ひどいよね。」
という意識をぶつけているから
ますます
『悪い人』という【パラレルワールド】に
たくさんの【フォトン】を
ぶつけているので
ますますその人が
『悪い人』
にしてしまっています。
これは
『自分自身に対して』
も同じです。
『これがあるから私がダメなんだ、
自分を変えなければ。』
と思っているから
ますますその
『私はダメ』の【パラレルワールド】を
厚くしてしまいます。
この奈良少年刑務所。
周りの人たちが
『この子は犯罪者』
という【フォトン】をぶつけていたら
心は開かないでしょう。
拍手をする。
その子の存在を喜ぶ。
すると、
図の左側、
【ゼロポイントフィールド】側が
どんどん出てくるんですね・・・。
人間って、
素晴らしい。
『開華』のトレーナーさんも、
木刀で叩かれた生活をされた方、
母親から、旦那さんからの
暴力を受ける生活だった方、
生まれた時から親を知らない方、
新聞に載るような
事件の被害者だった方、
事件を目撃してしまい
トラウマとして
封印された方、
本当に壮絶な方々が
いらっしゃいます。
ですが、
同期の仲間の意識で。
セミナー中、頻繁に、
【ゼロポイントフィールド】側を意識する、
ということをやり、
つながり感が出るたびに
『この感覚を是非家庭でも、
職場でも
奏でていくんだよ〜。』
と、『あり方』を
続けることにより、
今ではそのトレーナーさん達が
2daysセミナーのサポートをし、
合宿のサポートをし、
感謝行対応をすることで、
『かつての自分さん』を癒すように
【ゼロポイントフィールド】側からの
つながりを広げて
ご縁ある方々を
『開華』させて行っています。
人は、
【愛】によって、
心を開く。
【愛】は、
最高振動数だから。
最高振動数ということは、
エネルギーが
もっとも高いから。
【愛】は
あらゆる振動数を
畳み込んでいるから。
ということは、
いろいろな振動数と
共振できるから。
『治さなきゃ。』
『どうにかしなきゃ。』
ではなく、
『存在を喜ぶ。』
『居場所をつくる。』
ご自身の、
お子さんの、
職場の方の、
存在を喜んで行きましょうね。
居場所を作って行きましょうね。
『ご自身の居場所』。
最初は
お風呂の中だけ、
かもしれません。
でも
居場所ができたら
その波をいろいろなところへ
広げていくんですね。
そうすると
すべての場所が
自分の居場所になります。
なぜならば、
私たちの身の回り、
【ゼロポイントフィールド】は
全部の波を保存しているから。
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