生徒たちも 部活動の大会や吹奏楽コンサートなどで
体感したことがある、という子が1割くらいいました。
「勝手に体が動いている」スーパープレイ。
「練習した以上の成果を出せている」演奏会。
「問題を解いていてインスピレーションが湧いて解けた」試験本番。
「ボールがスローモーションで見える」大会本番。
これって、いわゆる『火事場のクソ力』なのですが。
何が起こっているのか。
超集中(副交感神経側のリラックスα波モード)、
瞑想直後のような
いい意味で力が抜けているけれど
力がみなぎっている状態で
会場の雰囲気も自分の味方にしているとき、
α波(7~14Hz)から突然
スーパーβ波(15,000Hz!!)に
飛ぶそうです。
その瞬間、ボールがスローモーションになる。
今まで間違えてなかなか弾けなかった箇所が指がスムーズに動き、
最高の演奏ができる。
私自身も、空手を30年やっていたのですが、
大学のころなどは、相手の突きがスローモーションになったり
「こんな動き、練習したことないよ!」という動き
(足払いされて後ろにでんぐり返しをしながらパッと起きて、
攻めてきた相手に中段突きをしてポイント、など)
をしていたり。
大会で形をやっていたときなど、
5mくらい上空から形をやっている自分を見ている自分がいました。
その空気感。
「やばいどうしよう」の緊張ではなく、
「スーっとした、超集中モード」。
そこに至るにはどうすればいいか。
高校2年生の生徒が、教えてくれました。
http://ameblo.jp/daimular208729/entry-11848165343.html?frm_src=thumb_module
高校総体で見事群馬県優勝した生徒、
彼が
『勝っている自分をイメージしてました。
「自分が普段練習でやっていること」+
「大会独特の空気の中でしか出来ないような
スーパープレイ」
自分の最高の力を発揮していながらも
「最高と想像している以上の
未知の世界がその先にはある」
と期待を持って体中からフォトンを飛ばすような感じで
試合に望みました(^_^) 』
と。
未知の世界がその先にある。
そこのイメージですね!!