大門薬品薬剤師の篠原艶子です。花粉症の季節になりました。


花粉症は日本人の4人に一人が悩まされていると言われています。スギやヒノキなどの植物の花粉が原因となって、くしゃみや鼻水などのアレルギー症状を起こす病気です。2月ごろからスギ花粉の飛散が始まり4月下旬に少なくなります。その頃からヒノキ花粉の飛散が始まり5月末くらいまで続きます。アレルギー症状は花粉の飛散量に比例して悪化する傾向にあります。

病院に通い、薬物治療を行うことも大切ですが、まずは日常生活でできることの見直しを行ってみましょう。


【花粉情報を入手する】
花粉が多く飛散するのは以下のような日です。
①晴れ、または曇の日
②最高気温が高く、湿度が低い
③やや風が強い日
④前日が雨
このような日はなるべく外出を避けて、外出する場合はマスクなどで防備して花粉を吸い込まないようにしましょう。


【家庭でできる花粉症対策】
①ドアや窓を閉める
 花粉の飛散量の多い時期は窓やドアをしっかり閉めて花粉が侵 入しないようにします。

②布団は外に干さない
 布団乾燥機などを利用しましょう。外に干した場合は掃除機で 花粉を吸いましょう。

③外出時は完全防備を心がける
 帽子やメガネ、マスクなどを身につけ体に花粉が付かないよう にしましょう。

④帰宅後は洗顔やうがいをする
 衣服に付いた花粉は、帰宅時すぐに払い落とし、帰ったらすぐ に洗顔やうがいをしましょう。



花粉症対策を十分にしたうえで薬物療法や体質改善を行うことが大切です。

こんにちは大門薬品薬剤師の篠原艶子です。


アレルギー性鼻炎には通年性(ハウスダストなどが原因)のものと季節性(花粉症など)のものがあります。
漢方では鼻水の症状を抑えるだけでなく、体質を改善して根本的な治療を目指します。


アレルギー性鼻炎では、水の巡りが悪く余分な水分が溜まった水滞(すいたい)の病態が多くみられます。このような場合は水の流れを良くすることで症状が改善されます。


冷えが原因であれば体を温める作用のある方剤を使用します。


慢性の鼻炎では、鼻詰まりがひどくなり、後鼻漏(こうびろう)が見られたり副鼻腔炎を合併することがあります。そのようなときは炎症をしずめ、膿性の鼻水を改善する効果のある漢方薬を使います。



患者さんに合ったお薬を選ぶには、経験を積んだ薬剤師に相談することが最良の方法です。



 大門薬品薬剤師の篠原艶子です。


一般的に漢方薬は副作用がないと思われています。確かに漢方薬は複数の生薬を組み合わせることで最大限に作用を強め、毒性や副作用を抑える工夫がなされています。しかし、副作用が全くないわけではありません。西洋薬に比べれば少ないとはいえ漢方薬でも副作用やアレルギーが起こることもあります。

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漢方ではその方の症に合ったお薬を選んでいきますが、症に合わない薬をのむことで副作用が起こります。
例えば体を冷やす性質のある大黄(ダイオウ)を含んだ便秘薬を元々冷え症の体質の方が服用した場合、体を冷やし過ぎてしまい下痢を起こすことがあります。


つまり副作用を避けるためには症にあった漢方薬を選ぶことがポイントになります。
また、新しく漢方薬を飲み始めたら、これまでになかった症状が現れていないか注意してください。