中央復帰初戦で快勝した出資馬がいる一方、こちらのセファーラジエルもその前日に良いレースを見せてくれました。

折り合いがつくようになっているというのが最大のポイントだと思われますが、今回は先行せずに差しでも結果を出してくれたのは収穫です。

騎乗したイーガン騎手によると、こちらの方が合っているかもしれないとのことで、それを一年前は頭を上げて引っかかるからできなかったんだよなぁというのを思い出します。

 

今のセファーラジエルならば、スタートで出たなりに前に行っても後ろで控えても良いかもしれませんので、どちらにせよ勝利は目に見えるところまで近づいてきています。

ここに来ての安定感は抜群ですが、問題は外国人騎手でなくても折り合いはつくのかどうか?これが今後の一番の問題です。

続戦するのかどうか、まだわかりかねますが、続戦するのなら次まではイーガン騎手かもしれませんが、その次のレースが本当の試金石になりそうです。

 

ただ、騎手が無理やり抑えている感じでなくても折り合いはついているように見受けられるので、日本人騎手が乗っても大丈夫なような気がしています。

今年の飛躍を感じさせるようなレースを新年から見せてくれたことで、とても楽しみになりました。

去年中央で勝てなかったのがウソのように、今年はいきなり初勝利をダルダヌスが飾ってくれました。

まるで我が物顔でどっしりとゆったりとそれでいてしっかり動いている姿をパドックで見て、良い勝負は出来そうだなと考えていましたが、測ったように最後クビ差差し切っての勝利は痺れました。

 

パトロールビデオを見て、戸崎騎手は初めから外に出そうとして位置取りを取ってくれていたことに感激し、上手く誘導してくれての直線でしたので、おそらく戸崎騎手も手応えアリだったのでしょう、素晴らしい騎乗でした。

 

正直今回は掲示板に載ってくれたらという思いでいましたが、嬉しい中央初勝利を決めてくれて、ダルダヌスは力のある馬だと改めて思いました。

おそらく相手なりに走ってくれる面があるような気がしますので、クラスが上がったとしても、壁を感じることはないのではないかと考えています。

次は 2 勝クラスで府中の 1300m を視野に入れているとのことですので、無事に続戦出来るようなら、楽しみにしたいところです。

 

戸崎騎手もジワジワ伸びるタイプと言っていましたので、直線が長い府中の方が競馬はしやすいでしょう。

今後が楽しみになる勝利で、年明けからとても嬉しい出来事でした。

昨日の月曜日に、オーディブルコールはようやく登録された模様です。

早速調教時計を見てみましたが、速めはやっていないものの 4 日と 11 日は坂路で 15-14 程度の時計で乗っていて、割ときちんと乗られているんだなと思いました。

 

ゲート試験に合格したのは 8 日で、個人的にはすぐ次の日かその次の日辺りにはしがらきへ放牧に出るものだと考えていましたが、11 日までも滞在してそれなりの時計を出してるとは考えてませんでした。

おそらく今日か明日に放牧に出るものだと思われますが、願わくば水曜日にでも一度それなりの時計を出して動きを確認してみてからでも良い様な気がします。

 

どちらにせよ、しがらきへ放牧に出ることは間違いないので、しがらきでしっかりと乗り込んでもらい、来年のデビューを楽しみにしています。