パドックでの雰囲気は、相変わらず馬体の感じは良いですし、デビュー戦よりも引き締まっていて良かったです。
少し緩いというか、まだしっかりしていないかなとは思いましたが脚運びも良く、これでも気性面的に走れないんだなと考えていました。
二戦連続大外枠になり、特に東京芝 1800m はスタート直後がコーナーになっている関係上、17 頭もいる大外枠はかなりの距離ロスが生じますし、強い馬だったとしても勝つことはかなり難しい条件ではあります。
ラッフルズドリームは最終追い切り後も調教師のトーンが上がらず、全然走れなかったら最後方からただただ回ってくるだけになるのではないか、という最悪の場合も想定しながらスタートを待っていたのは事実です。
好スタートを切りましたが、そのすぐにコーナーである関係上、どうしても中団からになってしまうのは仕方ないところでしたが、前に馬を置いていい雰囲気で追走しているようには見えました。
最終コーナーを回って直線に向いた時には、すぐ内側にいたイルジーリオを抜きまして、あれ?掲示板にはとどくのでは???と一瞬頭を過りましたが、その後脚色が他馬と同じになってしまい、イルジーリオにも抜き返されてゴールしました。
レース後のマーカンド騎手は、最終追い切りは前進気勢が乏しくて感触がよくなかったけども、レースでは最後まで頑張ろうとしていたと言ってくれたように、一叩きされて競馬に対する意識は変わっていたようです。
ただ、前脚を開いて走っていると宮田調教師がコメントしていたので、全周パトロールで確認してみましたが、確かにそうかもしれないと感じました。
ダートの方がそういう走り方には向いてるのかもしれませんので、次走がダートの選択肢も視野に入れるというのは納得です。
体質的にしっかりしていないところがあるそうなので、次走は来年になってからだと思われますが、それまでに少しでもしっかりしてきてくれることを期待しつつ、行く末を見守っていきたいです。