この馬は募集馬見学ツアーが 1 日ツアーとはいえあったにもかかわらず、参加せずに動画だけで選んだ馬でした。
その前の 2 年は動画だったとしても工夫があり、いろいろ比較できる材料がある状態でしたが、グランドブレーカーの年からは普通の動画しかなくなった世代です。
動画だけで選ぶのは止めようと思っており、この年は出資しない予定だったのを思い出します。
しかしながら、動画だけでも十分にワクワクする動きを見せてくれていたグランドブレーカーに出資することに決めました。
おそらく自分の出資馬が活躍するかしないかは、募集時の動きと新馬戦のパドックでの動きがイコールで繋がる馬ほど活躍している気がします。
その点で、グランドブレーカーの新馬戦のパドックでの動きは、かなりガッカリでした。
同じ馬とは思えないほど、募集時の弾むような動きは全くなく、ただ単にペタペタ歩いていただけでした。
10 戦経っても、募集時の動画の動きは何だったんだと言いたくなるくらい別馬なように見える動きしかしてくれませんでした。
正直に申し上げて、募集時にツアーで実馬を確認していたら、出資していないと思います。
今年の募集馬でも、動画と実際では異なる馬が多々いましたので、おそらくその年のツアーに参加していたら、その中の 1 頭にグランドブレーカーも入っていたことでしょう。
未勝利で完全に手を離れる引退馬というのは、かなり久しぶりです。
それこそ、このブログを書きだすきっかけとなったブレイクザポケットよりも前になります。
シーアフェアリーも地方しか勝っていませんが、それでも地方から中央に戻るくらいの力はありました。
グランドブレーカーにはそれすらもない為に、ここで終了という判断なのだと考えています。
動画だけではない、今年の 2 歳馬と 1 歳馬がどうなるかはまだ分かりませんが、少なくともグランドブレーカー以下ということはないと思われます。
また楽しみになる馬が出てきてくれることを期待しつつ、グランドブレーカーに関してはこちらで幕引きとさせていただきます。