このブログを読んでくださっている方々には、マンクスホップが変化してきていること、どこかで穴を開ける可能性があることを書いてきていましたが、一昨日その時が訪れました。
正直なことを言えば、前走に関して何もコメントしなかった、あるいはブログで何も書かなかったのは、角田大和騎手に関してどうがんばっても穏やかな言葉を投げかけられなかった為です。
とても辛辣な言葉を並べ立てるしかないくらい激おこでしたので、ブログに書くこと自体を止めていました。
今回は馬場の内側があまり伸びないというのを騎手たちは皆感じていて、マンクスホップが勝った以降のレースでも内を突いて勝ちそうだった馬が 1 頭いましたが、最終的には差されていたように、たぶんタブーだったのでしょう。
そこを内枠だったこともありますが、あえてコーナーリングで内突いてリードすると、そのまま先頭でゴールするという離れ業をやってのけました。
角田大和騎手、一昨日の騎乗はお見事でした、ありがとうございました。
成績だけ見れば、マンクスホップが勝つというシチュエーションを考えるのは困難だったことでしょう。
ですが、ここ数戦の変化を、特に京都戦からの変化を感じていた方には美味しい馬券だったのではないでしょうか。
儲けられた方、おめでとうございます。
パドックでの動きでもそうなのですが、ようやく後脚がちゃんと前脚の動きについていけるようになりました。
自分はここまでなるまでに、厩舎から見放されて引退しまうのではないかと考えていたのですが、全くその素振りすら見せなかった松永幹夫厩舎スタッフの皆様には心から感謝しています。
この勝ち方ですから、人気薄の馬が出し抜けを食らわせて勝っただけ、という印象に思われるでしょうけども、マンクスホップ自体がこの北海道シリーズでとても成長してくれたというのを実感していますので、2 勝クラスに上がってもそこそこ走ってくれるのではないかと考えています。
いきなりは無理だったとしても、またいつの日か儲けていただける時が来ることを願っています。