マンクスホップの距離延長での敗戦は、まぁ想定通りというか、そうなるだろうなと走る前から思っておりました。

この馬はツアーがなかったことから初めて動画だけで選んだ馬で、この年はタイプの違う 2 頭をあえて選択して出資したのですが、ダルダヌスは時間がかかっても将来性はある馬になってくれていますけども、マンクスホップは見通しが暗いです。

 

ダルダヌスは中央復帰初戦で勝利しましたが、その後ソエが出ていました。

4 歳になってもソエが出ているということは、逆に言えばまだ身体ができておらず、成長の余地を残していると言えます。

ダート短距離路線であることを考えても、今後数年に渡り楽しませてくれることでしょう。

できれば、もう一度芝も走ってみて欲しいですが、それは今後の成績次第だと思われます。

 

マンクスホップに関しては、出資する時のちょっとした懸念点として、前脚のスムーズな歩様に後脚が若干ついてこないような気がしていました。

これが現在のマンクスホップの悪いところとして顕著に出てしまっています。

つまり、後脚が非力すぎて、前脚と後脚のバランスが著しく悪いのです。

その為走りのバランスが整っておらず、最後の直線で伸びるということが考えられなくなっています。

2 歳時はまだ前脚も非力でしたから、ある程度のバランスでは走れていました。

ところが 3 歳以降はそのバランスが前脚が逞しくなるにつれて、崩れてしまい、もはや整いそうもないくらいに差が出てしまっています。

おそらく次のレースで同様の結果ならば、進退伺いとなるでしょうが、それは仕方のないことです。

 

同じハービンジャー産駒ということでは、リュートフルシティの 21 もそうですが、この馬は動画の時点でも前脚に比べて後脚がついてこないということはありませんでしたし、とてもバランスのとれた歩き方をする馬ですので、マンクスホップとはまた全然違うタイプになると思われます。

 

セファーラジエルは今年安定した成績を残してくれそうな可能性を多分に感じさせてくれており、オーディブルコールに関しては相変わらず馬体はとても良い感じに見えますので、デビューさえしてくれれば楽しませてくれるような気がしています。

そのような状況なので、マンクスホップとおそらくあと 1 戦で定年引退であろうフェルマーテが引退するのは仕方のないことだと納得してはいます。

 

今年はセファーラジエルとダルダヌスとオーディブルコールの 3 歳以上の 3 頭と、今年デビューするであろうリュートフルシティの 21 で良い年になったらいいなというのが願いです。