ダルダヌスの本日の追い切りタイムだけを見ると、とても勝ち負けになるとは思えないようなタイムですが、この馬の場合はそれでも走れてしまいます。
ただ、気性面が成長しているという訳ではないので、人気はどの程度か分かりませんが、ダルダヌスは勝つ可能性もあれば惨敗する可能性も同じくらいあると言えるでしょう。
府中のダート 1400m の方が力を出せるとルメール騎手はコメントしていましたが、個人的には半信半疑で、前走後は放牧に出して 3 月の中山ダート 1200m に出走したほうが良かったのではないかと今でも思います。
しかしながら、府中のダート 1400m を走れるかどうかはやってみないと分からないですので、尾関調教師としては続戦出来るのなら試したいということなのだろうと推測しています。
まだ 2 月の 2 週目ですので、ここでどうなろうと山元トレセンへ短期放牧に出して、府中で走れるなら 4 月の中山で叩いて府中勝負というのも考えられますし、勝ち上がりに向けての選択肢がとても増えることになります。
もちろん、今回で勝ち切れる可能性もなくはないですが、そのことに関してはダルダヌスの日曜日の状態と気配及びまともに走れるかどうか次第ですので、自分が出資者ではなく馬券を買う立場であるならば、軸にはしないだろうなと考えています。
まだまだ未勝利脱出までの時間は残されていますので、様々なことを確認しながら試していき、徐々に力をつけていってくれて、最終的に末永く活躍してくれることを願っています。