セファーラジエルの重賞初挑戦はほろ苦い結果となってしまいましたが、今回は戦績的にはノーカウントです。
2 走目の新潟で不良馬場を走りましたが、その時川田騎手からこういう馬場は上手ではないとはっきり言われていましたから、レース前から自分は戦意喪失状態でした。
さすがに未勝利戦ならばどうにかなるでしょうが、メンバーがメンバーだっただけに、8 着以内に入れれば御の字とさえ考えていたほどです。
レースについては、そんな馬場でも最後方から進めるプランで折り合いがついたことは神戸新聞杯唯一の収穫です。
本来良馬場であったならば、残り 1000m 標識を過ぎたところ辺りから外を捲っていくようなレースプランだったと思われますが、レース後の鮫島克駿騎手のコメント通りノメっていて馬場が合わず、まったく走れませんでした。
ただ、レース後の鮫島克駿騎手のコメントからは、「今日の感じだと距離には対応できそう。休養で馬は良くなっていましたし、折り合いもついたので、次走のことを考えれば良かった」という、おそらく菊花賞へ向けての前向きな印象が伺えます。
実際パドックを見ていても、動きの良さが目立っていましたし、輪乗りの待機所でも落ち着いていましたので、その姿を見て何度良馬場だったらなと考えたか分かりません。
確かに良馬場であれば他の馬ももっと走れたでしょうが、昨日の状態でどこまでやれるかを見てみたかったというのが本音です。
ダービー馬はしがらきへ放牧とのことですので、菊花賞へは出走しないでしょう。
セントライト記念の 2 着馬も、菊花賞は回避するとのことです。
現時点での賞金でも出走することは可能でしょうから、菊花賞は良馬場で思う存分走らせてあげたいと心から願っています。