マンクスホップは 6 月 25 日からしがらきへ放牧に出ており、現在 1 ヶ月くらい乗り込まれています。

しがらきにいる間に写真が 2 度アップされており、とてもありがたいことです。

 

さて、そのマンクスホップですが、今までの出資馬では見たことがないメニューをこなしています。

それは何かと言いますと、「坂路コースをハロン 14 秒~軽めペースで 1 本登坂」というものです。

14 秒~ 17 秒というような、おそらく加速ラップで走らせているんだろうなという推測ができる内容なら理解できるのですが、軽めからハロン 14 秒というのはどういうことなのでしょうか。

物凄い加速ラップで走らせているのか、あるいは坂路コースは 800m ありますので、その中のラスト 1 ハロンだけ 14 秒で走らせているのか、正直見当がつきません。

 

とても不思議だったので、サンデーサラブレッドクラブの 2 歳馬で今現在同じようなメニューをこなしている馬がいるのかどうかを確認したところ、1 頭いました。

メジャーアドバンスというダイワメジャー産駒で斉藤崇史厩舎に所属している馬です。

この馬の募集時の動画を見てみたところ、かなり良い動きをしている馬でした。

おそらく去年は G1 サラブレッドクラブでも出資することを考えていた為、3 桁の募集価格の馬を見ていなかったので、出資候補にはならなかったのでしょう。

たぶん見ていたら、候補にはなっていたと思います。

 

このメジャーアドバンスはゲート試験をすでに合格しているのですが、その在厩中の坂路タイムを見て驚きました。

クロノジェネシスのデビュー前になんだこれ?と思った時計の出し方と同じような感じだったからです。

あまりゲート試験前の在厩馬に坂路で 60 秒を切るようなタイムを出させる厩舎はないと思われるのですが、おそらく斉藤崇史厩舎は走れそうな馬には 1 度そのようなタイムで走らせているのかもしれません。

クロノジェネシスは 57 秒くらいのタイムを出していたのでビックリしましたが、メジャーアドバンスも同じように 57 秒くらいのタイムで走っていました。

一方でラズルダズルという未勝利でありながら 1 勝クラスに挑戦している馬(現在は茶木厩舎に転厩しています)は上記 2 頭のようなタイムを出していないことをデビュー前に確認しているので、ひとつのバロメーターにはなりえる可能性があります。

 

つまりメジャーアドバンスが期待されているということであるならば、しがらきで同じようなメニューをこなしているマンクスホップも期待されている可能性があるのかもしれないと思いました。

マンクスホップが夏にデビューしない理由のひとつに、新潟と小倉に長距離輸送したくないというのがあるような気がしていますので、秋の中京でデビューするのではないかと思われますが、なんとなく 9 月~ 10 月始めのような気がしています。

 

マンクスホップの更新予定は来週の金曜日ですので、その時にどのようなメニューをこなしているのかはとても興味深いです。

現在は出資馬みんな夏休みになってしまって出走する馬がいませんが、こういう想像や妄想をして楽しんでいます。